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感想・レビュー・書評
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初読だと思っていたのですが、読んでみたら知っている話で驚きました。いつの間に、どこで読んだんだろう?(がくぶる)何かのオマージュってことないよね?ロビンソンクルーソーよろしく二人流れついた小島で仲良く暮らしていたもののやがて成長し禁忌を犯し苦しむ兄妹。やっぱり地獄は頭の中にあるのですね。。
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夜になると星の光りや、浪の音や、虫の声や、風の葉ずれや、木の実の落ちる音が、一ツ一ツに聖書の言葉を咡やきながら、私たち二人を取り巻いて、一歩一歩と近づいて来るように思われるのでした。
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いちばん怖いのは、ビンが3つとも同じ島に流れ着いてる事だ。
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読み終わった後に後悔する作品だということが分かった。腹立たしいほどもやもやする。作者の掌で惑わされ、転がされているこの感じ。謎が謎を呼び、憶測が憶測を呼んで掻き毟りられる。こんなもんとらわれ続けられるに決まってますやん。読むんじゃなかった。
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さらっと読めました。オチも読めたけど、最初の手紙が最後に来るのは切ない!!
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3通の手紙によって構成されている作品。手紙の内容から主人公の兄妹の状況はなんとなくわかるんですが、冒頭にある手紙の封を切られた時の状況がよくわからなくて、「?」という感じ。何を思っていいのやら、もやもや感が残ります。それが狙いなのか私の読解力がなさすぎるのか…謎。
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再読だけど、短時間で楽しめるのでもう何度も読み返している。
オチも含めて、話の筋もおどろおどろしい雰囲気も好き。
今後も何度も読み返すと思う。神話のような話。