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感想・レビュー・書評
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豊臣軍は、小田原の北条を攻め滅ぼす。
北条に、迎い入れられた山上宗二。
それでも、千利休は、わびを入れれば、山上宗二を助けることはできると思い込んでいた。
石田三成の理を持ってまつりごとをなすという姿勢で、
山上宗二の文書から読み取り、茶具の評価の中から、
秀吉を侮辱していると告発し、秀吉の命令で打ち首にされてしまう。
そのことに、驚愕する千利休。
千利休は、竹を使った茶室を作るが、
もはや、生きることさえ意欲をなくしていく。
千利休は、古田織部に 信長を暗殺させたのは自分だと語る。
小田原を滅ぼすことで、伊達政宗が登場する。
伊達政宗も、千利休の教えを請いたいと秀吉にいう。
謝る時の白装束を進めるが、ちょっとスタイルが違う。
古田織部は、絵柄をつけた陶器を作らせるが、まだ満足がいかないようだ。
単純で、シンプルな 鎧に 興味を寄せ、ぶんどる。
ふーむ。鎧を千利休に贈るという発想が、ずれていないか?
少なくとも、豪華絢爛たるものを美としている人に対して、
素朴な自然の味わいのある美を対峙する千利休。
結局は、自分の創造する美に、追い詰められていく。詳細をみるコメント0件をすべて表示