- Amazon.co.jp ・電子書籍 (215ページ)
感想・レビュー・書評
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作者は教養が深いんだなと思わせる色んな知識が出てきて、それ自体頭が下がるが、私にとってタイトル・テーマに関連するのは2点。
①ジョン・クランボルツ、「その幸運は偶然ではないんです!」キャリア形成のきっかけの80%は偶然<プランド・ハプンスタンス・セオリー>
②エドガー・シャイン「キャリア・アンカー」、多分私は「自立・独立」「奉仕・社会貢献」が強くて次に「専門・職能別コンピタンス」が来ると予想
この2点を読んだ方が、知りたい内容が得られそうなので、この本はそれを紹介してくれた本という位置づけ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・エドガー・シャインの「キャリアアンカー」は面白そう。
・本当にキャリアのことを考えたいなら、クランボルツや、エドガーシャインを読んだ方が良さそう。この本ではその内容の引用ばかり。
・好奇心を持とう。変化を恐れるな。読書しようといったよくあるハウツーが多数書いてある。
・よくある話ばかりで特に琴線に触れることは無かった。
・Amazonプライムで読んだ。
読了日:2019/02/09 -
Prime reading より。
根拠にしている文献やデータと主張の繋がりでよく分からん所はあったが(包丁持つ前に皿洗いするのがホントに最適解なのか?とか。)、引用されている文献や自身の経験則は面白かった。
キャリアアンカーはもうひと調べしてみよう。
何になるかではなく、何をするか。 -
今の会社で働き続けることに違和感を覚え、転職を意識するようになり購入した。
筆者の山口周さんは転職経験が豊富で、電通→ベンチャー→ボスコンなど、異業種間の転職で得られた学びが記されている。
<概要>
・転職はしないで済むならしない方がいい
→年収が上がるとか、やりたいことが出来るとか、メリットに目が向きがちだが、会社の安定性が悪くなるとかデメリットにも目を向けること。
・仕事内容の向き不向きや、何に幸福を感じるかは人それぞれ。自分分析をするべき。
・パッシブセイフティとしての「転職技術」は持つべき
→ロジカルシンキング、英語、読書はするべき。
・キャリアはいい偶然によって形成される
→目の前の仕事を丁寧にこなす。同僚を大切に。
・20代〜30代前半は、成長が必要で労働が辛い不自由な時期。
・エモーショナルサイクルカーブに対処する
→新しい職場やプロジェクトに参加したときは気分が高揚する。しばらくすると、負の側面が見えてきて気分がどん底になり、転職したくなる。しばらくすると、仕事に慣れたり、プロジェクトが終わったりして、嫌なことは過ぎ去る。そのため、気分がどん底の時に転職すべきなのかは再考した方が良い。
<所感>
自分は今、エモーショナルカーブのどん底に居ると認識した。 -
哲学の本が面白かったので続けて読んでみた。
自分は、今のところ転職とは関係ないのだが、その心構えがわかった。
やはり辛い経験は大事で、雑用も大事だということ。
自分はどちらもそんなにした覚えはないけど、現状自由では、ある。 -
前半に論理的なおかしさが目立ち、勢いで書いているのかなってなる。
なので、面白いのは他の本の受け売りで、作者は本当に考えてるのかなってなる。
個々のテーマは良いだけに残念、ためになる話が散りばめられている。
日本ではリスクを取る人が少ない分、リスクを取る人が有利になる。
20代の会社を知らない状況で一生を過ごす場所を決めてしまう、そのプロセスで選んだ会社がその人の本当の居場所なのか
成果と待遇のミスマッチにより、日本企業は転職しにくい文化となっている
「好きなこと」「得意なこと」を仕事選びの重要なポイントとする。
自分が何らかの意思決定をする際に、その選択は本当に内発的動機か自問する。
専門コンピタンス:専門・職能別の領域で自分の才能を活用して能力を発揮することに満足するタイプ
良い偶然のために①好奇心②粘り強さ③柔軟性④楽観性⑤リスクテイク
繰り返し囚人のジレンマでは、初回は協調、以後は前回の相手と同じ物を出すのが良い
プロセッシング:入力を処理して出力する力、ストック:自分の中に蓄積された付加価値のもととなる知識
逃げの転職は、企業に対して経営の是正措置を取らせる圧力となる
逃げの転職の際には「あと半年待てないか」を考えることが大事
会社に依存しないために、人生の何処かで仕事に支配されながら「自由のための力」を獲得する、ことが大事
課題先行型:課題が先にあり、これを全力で解く、好奇心駆動形:課題を自分で作る、問題意識・好奇心を動機とする -
転職についての本。
いわゆる指南書とは違ったが、天職についての考え方が参考になった。 -
自分に向いている仕事は始めて見ないということはわかった
そのため、開かれた心を持って色々なことに興味を持っていようと思う。 -
著者の柔軟態度に心を打たれました。わたし自身は部下を率いていく立場ですが部下に対する見方も変わりそう。そして自分のキャリアの考え方も変わりました。紹介されていたキャリアアンカーも読んでみたいと思います。