- Amazon.co.jp ・電子書籍 (166ページ)
感想・レビュー・書評
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喜多川泰の「運転者」ほどではなかったがこちらも良書でした。
主人公と一緒に、人生の生き方を「9人の賢者」から学ぶことができます。
「何になりたいかではなく、どうありたいか」
「将来何になるかではなく、どんな人間になるかが大切」
という教えはヘッドバンキングするくらい納得しました。
結局、どうありたいかという部分がしっかりしていればどのような職業でも成功するし、人生は満たされ続けていく。
自分の器をどんどん大きくするために
良い言動、良い行動、そして清い精神を育てようと決心出来ました。
読みやすすぎるので、
「自己啓発書嫌いな人のための自己啓発書」に認定です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは物語の形をした自己啓発本だ!と、私は思っています。
物語の形なのでとてもわかりやすい。
成功する人はこういうことができる人なのね…と思い、さて、私も生まれ変わることにしますか…と考えたりしてます。 -
過去は過去でしかない。昨日の振り返りも大切かもしれないけど、今日をどう過ごすかを大切にして今日から人生を新しくできるかもしれないし、明日からでも新しくできる。
「人としてのあり方」をシンプルに学べました。 -
人生に行き詰まっていたアレックスは、賢者を求めて旅をする不思議な少年と出会い、『賢者の書』を読み始める。
Prime Readingでレンタル。喜多川泰作品は初めて読む。自己啓発っぽい内容で人気があるようなので手を出してみた。少年が賢者たちに人生の知恵を教わるという、まぁ説教くさい物語なのかなとタイトルと紹介文から想像していたところ、大体はその通りだけれど、内容が良かったので拍手したい。期待以上に学ぶことが多く、素直に受け入れられる良質なお話だった。少年とは別に、50代の聞き手が用意されているのも上手い。この作家については、他のタイトルもいくつか読んでみたい。 -
ファンタジー自己啓発な一冊。著者はこの手の本を多数書いているようなので、好きな方は著者縛りでまとめ読みできます。ただページ数の割に長いなという印象を感じました。見開きでパッと読める自己啓発本を多く読んできたからかもしれません。内容は納得感があるものが多く確かに全部実践できている人は賢者と言えると思いました。
■なにになるかではない、どんな人間になるか
職業ではなく、その人の考え方、あり方が成功を決める。人間ができていたらその人がどの仕事であるかは問題では無いそう。確かに、成功者って色んな分野でいますもんね。
■失敗はない
失敗ではなく、自分のビジョンに向かうためのピースを得ているだけ。本書でも紹介されますが、エジソンはたくさんの失敗のあとに、「失敗する方法を見つけただけ」といって結果的に数多くの発明をしました。失敗、特に自分の中で「最悪!」と思うことが起こると「二度と成功しない」なんてふうに思ってしまいませんか?やり方が違っていただけ、視点が悪かっただけという風に思えるか?あなたはどうですか?
■さっと読みたい方は
各章の最後に「第xの賢者の教え」が載っているのでそこだけ読むと、エッセンスを効率よく知ることができます。 -
◉夢を描くルート
行動する→ピースをひとつ得る(ひとつだけでは完成図を描けない)→行動する→+ピース
これを繰り返すことで描けるようになる
∴行動し続けないと、何も変わらない
◉愚かな人間はピースを不要物として簡単に捨てる
(≒考えることから逃げている)
つまり、よく言われる通り「手を動かしながら、考える」ことで、初めて夢が描けるのだと解釈した
◉ひとは
①自分を幸せにすることを探す
②他人を幸せにすることを探す
のどちらか
与える側になることは、受け取る側より苦労する
∴与えた時の喜びが大きい
人のためになることをしたい、ここに通ずる -
まずどんな人間になりたいかを考え、自らの進むべき道を見出すと自然とやるべきことは決まってくる。
最終的にどのような職業に就いていようとも、その目標とする人間像が成功に足る素晴らしい人間像で、そこに向かって日々努力をする限り、成功は約束されているのである。
職業を選ぶのではなくどういう人間でありたいかをまず決めるのだという価値観に目からうろこが落ちました。
仕事をする中で目標としていた考え方や願いの方向性がまったく違っていたのだと、だからいつまでたっても焦燥感でいっぱいで幸せになれないのだと気づかせてくれた小説です。
少年は言いました。
「僕は八番目の賢者から、最後の賢者は、今日この公園の このベンチに現れると聞いてやってきました。 あなたが 最後の、九番目の賢者なのですか?」
この本を読んだ私たちが最後の賢者なのかな、と読了後そう思いました。 -
オーディオブックで。
ナレーターがいいから 受け入れやすい
前向きになれる。
生きる希望をもてる。
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「成功と幸せ」人の多くは何かで堕落する。すると「世の中が変だ」「不公平だ」「差別化だ」など、社会に溶け込むほど「世間(上司)の所為」があるかのように愚痴るようになる。だがよく考えるとそれは全部自分が作り出した被害妄想、思いあがりであり、「自分の所為ではない」としたいと言う願望だ。この書にある賢者の教え「言葉」の発信では、決してマイナーもしくは負につながる言葉はなるべく発信しないように努力すべき、と言うことだ。