幼年期の終り [Kindle]

  • 早川書房
4.03
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感想・レビュー・書評

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  • 後半までが素晴らしい!
    夢の世界!
    妙にリアルな所に興奮した!

    後半からは寂しさと暗さが少し辛い

    登場人物の名前が難しすぎて笑えた

  • テンポよく話が進み、読み進める毎に本の世界観にどんどんと惹き込まれる。こういった作品にありがちな派手なエンディングではなく、静かにそれでいて自然に迎えられるエンディングは新鮮。

  • アーサー・C・クラークによる長編のSF小説。
    地球に異星からの来訪者が現れ、彼らは圧倒的な技術力で地球を統治するように。
    その結果もたらされた平和を地球人は甘受するも、異星人の本当の目的は観察、そして新たなる人類の発見にあり、種としての「幼年期」から「成熟」する過程を保護することであった、という話。

    結構わかりにくいと感じました。あとはユートピア的な世界における、人の行動の在り方。この話のエピローグ的なSF小説はすごく多いよな、とも思いました。

  • ただスケールに圧倒される。また、オーバーロード連中の中でも特にカレルレン総督の圧倒的知性と謎を纏った感じに惹かれる物語であった。彼の全ての弁明である20章がそれを印象づけている。

  • ざっくり宇宙人の地球侵略。宮田に勧められ読んだ。結局は地球侵略ではなく、どちらかというと内部崩壊って感じで終わり。人間がそれこそ超能力に目覚める。大事な部分をずっとうまくかくしつつちょい出ししつつ話が進むので続きが気になったが、歳のせいか外人の名前だとどの名前がどの役割の人だったか思い出すのが大変でこれはうちの頭の問題であり本の内容はそおおおおおおおおこまで複雑ではなかった。場面の移り変わりとかがあって忙しかったのはあったけど。THE・SFって感じだった。SFは共感云々とかそういうものじゃなくてほんと違う世界に飛ばしてくれる読み物なんだなって実感した。読む映画。っていうと映画が上になる?なんというか、よみものだった。

  • SFの名作と言われるだけあった。圧倒的な非現実。この物語を50年代に出しているとは、驚きである。計算機とそのネットワークの未来を予測できないからこそ、その枠にとらわれない未来への発想が新鮮でもあった。「ダイアル」とか、レトロ。

    あえて冷静に見れば、物語としては、読み応えはあまりない。しかし、その想像力の壮大さに触れれば、きっとウキウキできる一冊。

  • 2014/08/07

  • 60年も前に書かれたものとは思えない程、今読んでも、全然色あせていないどころか、新鮮さを感じます。
    時間のとらえ方とか、「今」なら受け入れられる考え方だと思いますが、これの書かれた時代では、かなり斬新だったことでしょう。
    人間という生き物の心理がよく描かれていて、私はSF小説はほとんど読みませんが、これは最後までとても面白く読めました。

  • 筆者の創造力にただただ感服。

  • 全てが満たされてしまったら人類はどうなるのか...という社会派的な話かと思ったら,人類は進化して何になるのかという,なんとも不思議な話だった。自分たちは自由意志で生きているつもりでも,所詮より大きな仕組みのほんの一部に過ぎない可能性があるという示唆だろうか。しかし,進化の仕方が釈然としないというか,あれが進化なのかというか,どうもピンと来ない結末ではある。

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