- Amazon.co.jp ・電子書籍 (178ページ)
感想・レビュー・書評
-
不朽の名作、「星の王子さま」を電子書籍でも読了しました。
読了済みの他版におけるレビューでも書きましたが、この物語は児童だけではなく大人も視野に入れて書かれているように思えるのです。
勝手に作った価値観や規則によって自らを縛り付けている“大人”の滑稽さは、大人になってしまうとわからないものです。
物事の本質はそのような小さな物差しではかることはできませんし、見た目ではなく中身こそが重要ですよね。
王子さまは人間として一番大事なことを、地球の読者に語りかけています。
「星の王子さま」は単なる一時的な児童書ではなく、全年齢対象の文学作品なのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ずっと気になっていたが読んでいなかった本。
子供向けの童話かなと思っていたが全然大人向けの本でした。
星の王子が色んな人との出会いを通じて
”おとなたち”のさまざまな価値観があることを知り、
それらに疑問を呈す。
大人はごまかすのが上手いが、真実を見抜くことができない。
子どものほうがよっぽど本質を捉えていることが多い。
ということが分かる本です。
特に”バラ”の話はとっても感動しました。
定期的に読み返したい本です。
【TODO】
・たった一杯の水、たった一輪のバラを大切にする。
・相手の一挙一投足の言動ではなく常日頃の行動を見る
・自分以外のために働く -
久しぶりに新訳本で読みました。こちらの方が今の私たちにはリズムがあって読みやすですね。まだ私の中にもほんの僅かながら残っていることが確認できて、涙の出るような、心の芯が温かくなるような感覚です。時代を超えた素敵なお話ですね。
-
小さい頃から読みたい読みたいと思いながらも何故か全く手に取らずに良い大人に(^^;子どもより大人が読んだ方が心に来るかもしれない…。読み終わったあとの、寂しいようなそれでいてほわっと温かくなる感じ、最近忘れてた感覚かも。
-
タイトルは当然知っていたが、読むのはこれが初めて。
Kindle Unlimitedにあったので読んでみました。
大切な事は目に見えないこと、世の中は偏見に溢れている事、少し見方を変えれば世の中全てのものの見方が変わる事。
特にキツネの言った、自分を飼い慣らせばあなたにとって自分は数多くいるキツネの中の1匹では無くなる、という部分にハッとさせられた。
自分の周りも特別な人達で溢れている。
読み終わった後、少し世界が変わって見えた。 -
実家にあったので、子供の頃読みかけたけれど、
よく意味がわからなくて、途中でやめてしまった
「星の王子さま」
50代になって、もう一度読み返して
この本の良さがやっとわかりました。
美しい…言葉も挿絵も。
読み終わった後は、透き通ったような、せつないような
…
素敵な土曜の朝となりました。
心に響く言葉もたくさんでてきました。 -
考えさせられた
-
大切なものは目に見えない
-
私達『大人』が失ってしまった『心の豊かさ』を物語を通して少しずつ思い出させてくれるような感覚だった。
自分の中に眠っている『純粋な感覚』を大切にしていきたいなと思った。 -
小さい頃から知っていたけどなぜか面白くなさそうと読んでこなかった物語、大人になった今読めて本当によかったなと思う。
やっぱり内容全て理解するのはなかなか難しい(そもそも無理)けれど、場面場面これってこういうことを言いたいのかな?と想像するのがすごく楽しかった。
一番好きなのはきつねの部分。今まで親友とそうでない人の違いってなんだろう、と思うこともあったけど、自分が愛を注ぐからこそ大切な人になるんだなあ、自分次第なんだと気付きました。
すごく大切にしたい物語、kindleで読んだけど紙で買って何回も読みたいな。