数学物語 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 一応、数学科を出てるし、たまにはこういうのも読んでみるか…と手に取った。
    昔はそれなりに学習意欲があったっていう大人なら、目新しい内容はないかもしれない。
    数学が好きと言う子は少数派なんだが、この本を中学校くらいまでに読むと数学嫌いの数は減るかもしれない。
    これを教材に…というのは無理があるかもしれないが、学校の先生が参考にするのも良いかも。

  • 数学について古代からの歴史について書いた一冊。

    最新の難しい理論などについては紹介がないものの、数学史について一通りおさらいすることができた。

  • 数学の誕生と発展にまつわるドラマを紹介した本。

    数学の裏側にある物語をわかりやすく教えてくれます。ただ公式を覚えるだけでなく、本書を通して裏側にあるドラマを知ると、数学はもっと面白くなると思います。

  • すっかりしっかり数学に苦手意識を持ってる身としては、数え方の成り立ち生い立ちは興味深いものと思えたが、定理や公式になると目がダダ滑り。ただ、変わりものな先人たちの苦労を垣間見て、そういう物語から入る数学のようなアプローチがあったらもう少し興味関心を持てたかもしれないと思って見る。「われわれが一致団結して研究し、その結果はぜったいに外へもらしてはならない」ピタゴラスの学校の妙な規則。▼ピュタゴラスの旅 酒見賢一

  • アマゾンのレビューで評価が高かったので読んでみたが、普通の大人が読んで面白いものではなかった。
    内容とは直接関係ないが、このような本を読むと、電子書籍はまだまだその機能を生かせていないのだと感じる。
    ただ紙の本をそのまま電子ペーパ表示にかえただけではもったいない。
    一筆書きの章では、その筆跡が表示されるようにしたり、問題部分では、その回答が「回答」をクリックすると表示されるようにするなど、電子書籍はもっと活用方法があるはず。

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著者プロフィール

矢野健太郎

一九一二年、東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。パリ大学留学ののち、東京大学助教授、プリンストン高等研究所所員、東京工業大学教授などを歴任。微分幾何学の権威として各国の数学者と交友を結び、日本数学界の国際化を牽引。また啓蒙書や受験参考書の著者として、「ヤノケン」の名で親しまれた。著書に『すばらしい数学者たち』『アインシュタイン伝』『エレガントな解答』『数学物語』『数学の考え方』など。八三年に勲二等瑞宝章を受章。九三年、逝去。

「2020年 『暮しの数学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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