斜陽 ─まんがで読破─ [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 斜陽はこんな話。
    うーん、暗いなぁ。
    人間の心は弱いということか。

  • うーん、なんかこのシリーズ結構読んでるけど読了感が薄い

  • 「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ」

    "恋と革命 今まで世間の大人たちはこのふたつをもっとも愚かしく忌まわしいものとして教え 私たちはそのとおりに思いこんでいた だけど敗戦後 私たちは世間の大人を信用しなくなって・・・ 大人たちの言うことの反対のほうに本当の生きる道がある気がしてきた"

    女性を主人公にして描く、敗戦とともに始まる本当の戦争の話。主人公のかず子の周りに出てくるダメ男が太宰治らしさ。

    「人間失格」でもそうだったが、「世間は何か」を問うテーマ・「道徳を疑う」というテーマが共通していそう。

  • KUにて。第二次世界大戦の終結によって華族身分をはく奪され、田舎で暮らすことになった家族の物語。太宰なので当然のごとくダメな男たちばかりが出てくるが、本作は語り部が女性で、そのせいか、終わり方は比較的救われるような感じがした。M・Cの言葉の使い分け方は好きだが、久方ぶりに再開したM・Cになぜ主人公が幻滅しなかったのかはちとわからん。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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