- Amazon.co.jp ・電子書籍 (288ページ)
感想・レビュー・書評
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初めて読む話が多かったけど、その中でも好きだなと思ったのは「迷子の幽霊」。それから、何回か読んでいるけどやっぱり好きだなと思ったのは
「キャンタービル屋敷の幽霊」と「絵画師シャルケン」の二つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怪綺談というのは、全て幽霊の話。無論フィクションではあるが、かなり怖い内容。少し違和感を覚えるのは、あちらの人々は余り幽霊を怖がらないのか、ということ。結構みな冷静なように感じる。
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これは意外な掘り出し物。電子書籍ならではの、短編集といえましょうか。
正直無料だったから落としただけだったんだけど、どのお話も面白くて面白くて、あっという間に読んでしまった。やっぱりワイルドのお話は絶品。最後あの幽霊がかわいくてかわいくて、大好きになっちゃう。
それから女の子が家に住んでるお話も、すごい怖かったんだけど、何だか切なくてやりきれなくて。
怪奇だけど、良い怪奇小説ばかりで素晴らしかった。こういう電子書籍をぜひぜひどんどん出して行ってほしいです。第2弾を出すなら、ぜひディケンズの信号手も。 -
英米古典怪奇談集。
「幽霊」をテーマにしたアンソロジーです。
どの話も幻想的で、諸々の描写がとても美しい。
オスカー・ワイルドの「キャンタービル屋敷の幽霊」がコミカルで楽しかったです。
アメリカ人一家に怯える英国人幽霊w
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■ 永遠倶楽部/A・グレイ
■ 影/E・ネズビット
■ 銅版画/M・R・ジェイムズ
■ 庭師/E・F・ベンスン
■ Interlude1
……影の森/マディソン・J・カウェイン
■ キャンタービル屋敷の幽霊/O・ワイルド
■ 三人姉妹/W・W・ジェイコブズ
■ 湖上の幻影/E・ミッチェル
■ 月下の道/A・ビアス
■ Interlude2
……夜風唸れば (歌劇『ラディゴアあるいは魔女の呪い』より)/W・S・ギルバート
■ 絵画師シャルケン/J・S・レ・ファニュ
■ 消えた心臓/M・R・ジェイムズ
■ 死人の森/A・ブラックウッド
■ 迷子の幽霊/M・E・ウィルキンズ=フリーマン -
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英米古典怪奇読集、『幽霊』がテーマの14編。
無料だったので手に取りましたが、思った以上に楽しめました。
オスカー・ワイルドとか、名前は知ってても、一度も読んだことが無いような人の作品もあって良いです。