道徳の系譜学 (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  「良心」、善いものとされているそれを疑ったことがあるだろうか。神からの脅迫が為させるモノにすぎないのかもしれない。
     また、私たち世界をつくる学問、カント以来の近代そして科学までもが、実は一神教的思考をそのまま引き継いでいるという、足元がグラグラするような批判を展開する。
     この書こそコペルニクス的転回を起こさせるように思う。

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著者プロフィール

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche)
1844年10月15日 - 1900年8月25日
ドイツの哲学者、古典文献学者。近代がはらむ問題を一新に受け止め、古代以来の哲学との対決に挑み、実存主義の先駆者、生の哲学の哲学者として知られる。その思想は20世紀に続く様々な思想に衝撃と影響を与えた。
代表作に『悲劇の誕生』『道徳の系譜』『ツァラトゥストラはこう言った』『善悪の彼岸』など。

ニーチェの作品

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