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感想・レビュー・書評
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以前NHKで放送されたアニメ版を見て大いに感銘を受けたのだけれど、その映画の感想でどこでも必ず目にしたのが原作との比較……端的に言えば「端折りすぎ」だ、というやつ。
自分としてはあれはあれでいいと思ったけど、「駆け足すぎでよくわからないところがある」という意見もわからなくはない。そこでいずれ原作も読み、自分自身の目で両者を比較してみたいとずっと思っていた( ´ ▽ ` )ノ
基本、マンガは期間限定タダを原則にしてるんだけど、本作は全巻ちゃんと正規料金払って購入したよ( ´ ▽ ` )ノ
序盤、冷徹にエグく描かれる無垢な子どもの残忍さに胸が痛む(>_<)
なんかのマンガ(?)で言ってたけど、優しさってもとからあるものじゃなく人生経験を積んで学び取っていくものだからね……仕方ないといえば仕方ないけど、第三者からすればやっぱりやりきれない……(>_<)
「あの教師が悪い」というのは簡単だけど、当時彼だけでなく子どもら当人も保護者らもみんなそれぞれ何かが欠けていたんだと思う。経験? 熟慮? 洞察? 想像力? 真心?……それが分かってれば、そもそもこの作品は生まれていなかったし、世間に差別やいじめといったものが存在してないわけで……(´ε`;)ウーン…
カエル顔の硝子ちゃんはじめキャラ絵がみんなかわいく、プロップも背景もきれいな絵柄で、お話の重さ・痛さのいい緩和材になってると思う( ´ ▽ ` )ノ
マンガならではの利点だね( ´ ▽ ` )ノ
「硝子が可愛くなく石田がイケメンじゃなきゃ成り立たない話」という意見もよく目にしたけど、互いに意識してるどうしが見てる姿をヴィジュアル化しているのがこのキャラ絵なんだと思う(アバタもエクボってやつで)……( ´ ▽ ` )ノ
これまたマンガならではの表現で、実際の二人はパッとしない外貌かもしれない、けれど恋という魔法のフィルターが互いの姿を何段もレベルアップさせているのでは? 現実もそんなもんでしょ?( ´ ▽ ` )ノ
(以下続刊)
とまれ、この美しい原作絵をさらにブラッシュアップさせ、目をみはらせつつも繊細な動きを与えたアニメ版は、本当に本当に素晴らしかった( ´ ▽ ` )ノ
この映画で脳裏に刻み込まれた制作スタジオ「京アニ」という社名が、その数年後あんな形で世間一般に広まることになるとは……
2020/01/03詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
胸がチクチクする。集団の恐ろしさと許しという救い。
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最初はアニメ映画〜
原作も読了。
相手の拒絶、自分を許すこと、きこえないのは物理的なものじゃない。彼らが聞こえなかったものはなんだろう…。 -
子供が褒めるので読んでみた。これは評判になっただけのことはある。
内容が重たくて読み進めるのが少し億劫になり1巻を終えたところで放っていたのだが、再び読み始めたら7巻まであっという間。
また顔のバツ印をはじめいろんな表現の小技がうならされる。主人公の姪っ子、マリアの顔がすごーく簡単に描いてあって幼児の癒やし感を出しているのまで芸がこまかい -
小学生ってある意味残酷、でもいつか分かり合える。泣ける
【主人公】いじめた、いじめられた過去をもつ高校生男子
【概 容】イジメのトラウマをもつ主人公の友情再生物語
【文字の量】少なめ 〇〇●〇〇 多め
【コマ割り】少なめ 〇〇●〇〇 多め
【非日常性】薄め ●〇〇〇〇 濃いめ
【目の描写】薄め 〇●〇〇〇 濃いめ -
耳が聞こえないのはどんだけ不自由なのかがわかりました。
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懐かしすぎた
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冒頭の再会から、一気に6年前の回想に飛ぶ。
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ガキ大将がクラスメイトのろうあ者をいじめ、
今度は、クラスメイトからガキ大将がいじめられる。
立場は簡単に入れ替わるし、その他大勢のクラスメイトは、傍観者で何の助けもない。
辛いけど、現実に学校生活は、こんなもんだったよね -
いじめっ子からいじめられっ子に変わった主人公と聴覚障害のヒロインの過去を清算して行く物語。主人公に感情移入できる漫画。
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読み終えると心が痛くてたまらなくなった。それはいじめという現場にいた人間におもいあたる描写が赤裸々だからでしょう。
第一巻を読み返すのはかなり気合をいれないと無理かも
ただ、どうしても続きが気になって一気に読んだけど二巻以降は考えさせられるけども一巻ほど重苦しくないので未読の方は読んでみて下さい。少しだけいうと石田君のビッグフレンドには救われます