ゆかいな仏教 [Kindle]

  • 株式会社サンガ
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感想・レビュー・書評

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  • 同じ著者のキリスト教についての対談が面白かったので、今度は仏教編。

    仏教って儀式やお寺では馴染み深いけど「教義」「思想」については何もしらなかったことを認識。

    なぜならば「ドグマ」が存在しない宗教だから。「仏陀は覚った。だがその覚りがなにかは言語化できない」というのが根本だから。

    「無」とか「空」とか言語化できないものばかり中心にあって、言語はその周りしか語れない。

    小乗、大乗の違いとか「社会主義資本経済」みたいな仏教とヒンズー教が融合してしまった「密教」とか。

    後半の仏教哲学「唯識」の話とかは眠くなったけど。

  • この対談シリーズは三作目。
    非常に面白かったし、知らないことだらけであった。
    たしかに日本の仏教については少ししか語られていなかったが、初期仏教から、大乗仏教への流れについてはわかった。
    なるほど、だからミャンマーの寺にはブッダしかいなかったのか。

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著者プロフィール

橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう):1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京大学大学院社会学部究科博士課程単位取得退学。1989-2013年、東京工業大学で勤務。著書に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『教養としての聖書』(光文社新書)、『死の講義』(ダイヤモンド社)、『中国 vs アメリカ』(河出新書)、『人間にとって教養とはなにか』(SB新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)など、共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『おどろきのウクライナ』(以上、講談社現代新書)、『中国共産党帝国とウイグル』(集英社新書)などがある。

「2023年 『核戦争、どうする日本?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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