あなたを抱きしめる日まで [DVD]

監督 : スティーブン・フリアーズ 
出演 : ジュディ・デンチ  スティーヴ・クーガン 
  • Happinet(SB)(D)
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953061248

感想・レビュー・書評

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  • カトリック孤児院で育てられたフィロミナは14歳で妊娠、子供を教会に取り上げられて奴隷のような洗濯婦をしていた。週に1時間だけしか会えないその子供までが養子に出され、50年間沈黙していたが、bbcで干された記者と息子探しの取材旅行にでることに。
    ようやくみつけた息子は共和党でホワイトハウス入りの成功し、ゲイで死んでいた。連絡のつかない元パートナーの家に直接行き教会が母子の絆を絶っていることをつきとめるのだった。

    産めよ殖やせよって教えてなかった?快楽禁止って歪みプロテスタント的のようにも見えるがアイルランドのカトリック感マイノリティみたいで難しいな。機会があれば原作も読みたい。

  • 物語の始まりに驚きました。
    10代未婚で子供を産む女性に対し
    カソリックの教会って こんなに厳しい態度で接していたんだ・・と。
    (今はどうなのか知りませんけれど、現代ならハラスメントになりそうな扱いです。)

  • イギリス映画。アメリカ映画と比較しても、きめ細かく、スティーブ・クーガンが軽いタッチで実話のストーリーを名演していた。

  • 若くして未婚で子供を産んだ女性が修道院に息子を取り上げられ、老いてから息子を見つけるまでのお話。
    修道院が事実を隠蔽したことから本当なら会えたはずの親子が会えずにいたことや、高額な値段で子供たちをアメリカ人に売っていたことが判明。
    当時のアイルランドからアメリカへの人身売買は、今でも問題になっているそうです。
    教会の闇を感じるお話でした。

    日本にいると子供たちが高額で養子として売られるという社会的な感覚がよくわからないけれど、いずれにしても「人を赦す」ということは難しいものだと思いました。
    苦労をすると赦せるようになるのか、歳をとると赦せるようになるのか、信仰があると赦せるようになるのか…。
    人を憎むことはパワーがいることだから、人を赦せたらどれだけ楽になれるのだろう。
    でも、やっぱり難しいね。

  • WOWOW/フランス=イギリス/2013年/スティーヴン・フリアーズ監督/ジュディ・デンチ出演

    人身売買のような話。悲惨な悲劇だが、現実にあったということが重い。映画はその顛末を丁寧に追うが、事実の重みが映画の重みを上回って単調。退屈する。

  • 息子探し
    修道院
    実話

  • いくら実話とはいえ、よくこんな賛否両論生む映画を作れたなと、映画の感想とは別に感心。

  • 素晴らしかった。実話だからこその説得力がある。主人公の二人の立場も気持ちもわかって、感情移入してのめり込んだ。

    やっぱりカトリック教会は、なにかおかしいと思う。聖職者の子どもへの性的虐待を告発した『スポットライト』でも思ったが。
    自分たちが禁欲を強いられているからといって、セックスを邪悪なものとして、少女たちを逆恨みするなんて。
    自分たちだって親のセックスの結果生まれてきたのに!

  • [鑑賞方法:レンタルDVDにて]

  • イギリス映画。

    フィロミナは若い頃、結婚前に妊娠してしまい、修道院に入れられ子供と引き離されて奴隷のように働かされる。
    そのうち子供アンソニーはシスターの陰謀?によって養子に出されてしまう。
    50年そのことを黙っていたが、ジャーナリストのマーティンとともにアンソニーを探すことになる。
    マイケルという名前となっていたアンソニーはレーガン政権ブッシュ政権の顧問弁護士となっていたが、エイズで亡くなっていた…。
    そして衝撃の結末…。

    ハリウッド映画のように派手派手しさは全くないけれど
    心にしみる本当にあったストーリー。
    神に仕えるはずのシスターが血も涙もなく…。
    カトリックって厳格とは聞いていたけど、昔は実際にこんな風だったのかと思うと切なすぎる。

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