偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫) [Kindle]

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  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • 映画の方を先に観ていたので、あらすじは大方知っていたのですが、原作の方を後から読んでみると「なるほど、そうだったのか。こんな事もあったのか」と新しい情報が出てきて楽しかったです。

    最後は思わず涙腺緩みそうになりました。
    万城目学氏の世界観にハマりそうです。

  • しゅららぼん( ´艸`)
    ネーミンから心の声から、あれこれ細かい芸でくすっと笑かしにくるところがやっぱり好きだな。棗の前髪描写で、京極夏彦さんのとある前髪刑事さんをちょっと思い出した。
    あの日に戻れたらという、今の自分にはずしり切なく迫ってくるテーマも、ユーモアたっぷり万城目節なら楽しい。
    例えば老後の隠居生活をうっすら軽蔑するような思考や感情や空気が、やめようと思っても戦争を続けてしまう生き方の癖なのかもしれない。争い・競争がない世界は退屈な世界なのかなあ。どうかなあ。またひとつテーマが生まれた(・ω・)

  • 相変わらずの奇想天外ぶり。著者の本の中では上位。

  • コミックのような面白さ。一気読み。

  • 普通の高校生でありたいという願いとは裏腹に、日出家という、棗家という、古くから続く家の因縁と伝統との間で思わぬ事態に巻き込まれる主人公たち。その苦悩が切なくて、切なくて。

    それでも、切ないままに終わったりしないのが、さすが万城目さん。ラストはちょっとありがちな展開ではあったけれど、にもかかわらずこの作品をきっちり爽やかにまとめてくれた。

    荒唐無稽な話が好きな方には、特にお薦めの1冊。

  • 「しゅららぼん」ってそういうことだったんですね。ようやくわかりました。八郎潟はかつて2番目に広かった湖。

  • 万城目節全開で、楽しかった。

  • 初のマキメ作品。
    異能力者ものといえばいいのだろうか、
    主人公の決まらない感じがグッド。
    物語の導入ではよく分からない内容があり、演出だろうけども、少しもどかしさを感じた。
    実写の影響でキャラクターの外見に先入観があったのは惜しい。
    クライマックスは正直盛り上がりに欠けていたけども、エピローグはバッチリ掴まれた。どちらかと言えば面白かったが、龍の身勝手さには腹立つので琵琶湖ぶっ潰す!

  • しゅららららららぼぼぼぼーーーーん!!

    太古から受け継がれている琵琶湖の力を持つ日出家と棗家

    そこへ外から来た高校の校長がとんでもない力で
    騒動を起こす

    相変わらずの奇想天外っぷり。
    でも青春だなぁ(#^^#)

  • 終盤まさかの展開!面白かったです!

  • 2015/07/30

  • 2015.6 しゅらららぼん!

  • 文庫本かで再読。殿様が登場する異能力者の話だとは覚えていたら、正直、こんな青春ものの様な話だったかなという感じ。

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著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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