ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
3.36
  • (5)
  • (30)
  • (41)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 288
感想 : 30
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (270ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ホラーっていうか、SF(宇宙とかは関係ない文字通りのサイエンスフィクション)。
    一部辻褄が怪しかったり、リアリティに欠けるけど漫画的に捉えるとまずまず楽しめる本。
    シリーズ化されているので、取り敢えずもう一冊読んでみようと思う。

  • 夏クールの連ドラ一覧を確認したところ、どれもこれも正直面白
    く無さそう(^^;)。そんな中で、1つだけちょっと気になる作品が
    あった。

    波瑠の主演する「ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子」。ちなみに
    CX火9枠。そういえば“藤堂比奈子”はKindleのリコメンドでたび
    たび目にするワード。だったら原作を先読みしとこう、ということ
    で単品作品では初の作家、内藤了の人気シリーズにトライ。

    タイトルがドラマと若干違うのは、やっぱりBPOを意識した所為な
    のか?しかし、この原作はタイトル通り「猟奇犯罪」モノであり、
    中身も相当なレベルのグロさ。いや、おそらくドラマでは原作の
    事件のディティールを忠実に再現することすら無理だと思う。

    ・・・ただ、個人的にハマっちゃうんだよなぁ、こういうの(^^;)。
    まず、ミステリーとしてかなり秀逸。疑わしい人間は中盤でほぼ
    明らかになってしまうのだが、殺害方法と動機がラスト周辺まで
    ハッキリ解らないように工夫されているのが見事。
    そして、グロい殺人事件はちょっとしたサイコホラーテイストの
    味付けがなされており、最初から最後まで緊迫感が持続する。
    誤解を恐れずに言うのなら、誉田哲也の初期作品を読んでいるよ
    うな感覚。いやぁ、久々だ、こういうのは。

    サイコタッチのミステリー好きにはかなりオススメ。
    もちろん、グロ系が大丈夫な人限定です。

    このシリーズ、読み切っちゃうだろうなぁ、近いうちに(^^;)。

  • ホラーかと思ったら、ミステリーだった。ありがちなストーリーで犯人も予想できるので、素晴らしいとはいえないが、読みやすくて楽しめる。将来映像化されそう。

  • ミステリーじゃなくてホラー。

  •  ホラー大賞の作品なので、正直どうかなと思いましたが、文章もしっかりしていてスピード感もあり、面白かったです。
     主人公が刑事としても人としても甘すぎるかなと思うし、ほかの刑事、監察医共軽すぎるだろうと、かなりの違和感がありました。
     それでも超常現象に持って行かなかったのは良かったですね。

全30件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2023年 『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内藤了の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ピエール ルメー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×