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感想・レビュー・書評
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ホーガンの科学者としてのうっ憤を小説として表現したものである
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JPホーガン 「創世記機械」
核抑止論的なSF小説。西側対東側、国家対科学、核兵器開発と宇宙開発の背景をうまく取り入れている。
タイトルは、兵器なき世界のはじまり(創世記)となる機械の開発を意図している。
新しい物理法則の発見にはじまり、核兵器を超えるJ爆弾 を敵味方の双方に向け、両国を手詰まり状態にすることにより、J爆弾以外の兵器をすべて無効化する展開。科学より人間心理を巧みに使って 兵器なき世界を目指している
読み方によっては、核兵器より強力な爆弾を開発しただけであり、科学だけでは平和は実現していないようにも読める
名言「絶えず点検せよ〜自分の主張に確信を持つ唯一の方法〜それが科学というもの」
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