小野寺の弟・小野寺の姉 通常版 [DVD]

監督 : 西田征史 
出演 : 向井理  片桐はいり  山本美月  ムロツヨシ  寿美菜子  木場勝己  麻生久美子 
  • ポニーキャニオン
3.47
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013194885

感想・レビュー・書評

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  • あ〜〜良い映画だった。
    片桐はいりと向井理。姉と弟の二人暮らし。

    寝グセ頭に野暮ったいメガネの向井理(職業は調香師)がかっこいいとか、そんなことで観ていたのに、片桐はいりに全部持っていかれました。

    小野寺姉の幸せを願わずにいられない。

    誕生日プレゼントに泣けました…分かっていても泣ける。

    風水なんてくそくらえ!

    そうそう、ムロさんがいた、笑
    濃かった、笑

  • 【兄弟への感謝の気持ちが湧いてくる作品】
    片桐はいりと向井理という面白い組み合わせの作品。お互いは兄弟姉妹の関係にある。

    早くに両親を亡くした2人が、結婚できず30歳後半まで一緒に暮らしている。一見幸せそうな2人の関係だが、実はお互いに「早く幸せになってほしい」という気持ちがある。

    私よりも/僕よりも幸せになってほしいんだ。

    という気持ちがこれまでの過去の恋愛を邪魔してきた2人。新たな恋を前にして、そんな気持ちを乗り越えて幸せをつかもうとするが…

    自転車の二人乗りをしていて事故にあった2人。弟がいたずらをしたことが原因で、姉の歯並びが可愛くなくなり、結婚できないのだという申し訳ない気持は、自分のことのように思えてきた。

    自分の兄は私が小さいころ、私を犬から守るために頬に傷跡を残した。もし兄が、それが原因で結婚できなかったら…もしそれが原因で夢を諦めなければいけなかったら…

    もしかしたら、私も弟のような申し訳ない気持を胸に秘めたまま、ずっと生きていたのかもしれない。

    号泣まではしないものの、ほっこりするようなそんな作品だった。

  • 両親を早くに亡くしてから、離れることなく2人で一つ屋根の下で暮らしている、40歳のより子(片桐はいり)と33歳の進(向井理)の小野寺姉弟。過去の失恋がトラウマとなって恋愛に臆病になってしまった進、こだわりが人一倍ある上に生命力が異常に強いより子と、クセのある姉弟だったがほどよい距離を保ちながら共同生活を送っていた。そんな中、彼らのもとに一通の郵便が誤配達されてくる。その手紙をきっかけに、姉弟の恋と人生が思わぬ方向へと転がりだしていく。
    「シネマトゥディ」より

    姉弟の絶妙なやりとりが面白かった.恋は成就してほしかったな.でも、しなくても二人いれば乗り越えていけるんだろうな.

  • ありがちなアレかな~~とか思って見始めたんですが、ゆるいギャグとか雰囲気に自然に入り込めました。向井理の一言一言や仕草が光ってました。片桐はいりも同じ長女として応援したくなりました。
    弟が恋愛に後ろ向きのときには下がっていた踏切が、デートに向かうときには上がったりと、わかりやすい表現が多く、基本の勉強になる感じがしました。最初に唐辛子で始まって最後に唐辛子で終わるとかも。ただ特に唐辛子を自家栽培している説明がなかったため、繋ぎが何となく唐突には思いました。
    絵本作家の人のあざとさが、、個人的な嫉妬もあるんですがあからさますぎて、絵本出汁にして近づくなや!とか匂いとかそんなもんググれや!とか思っちゃいました。絵本のテーマもなんか安直というか…お前そんなんでいいんか!とは思いました。声はよかったです。
    向井理の自然体な感じとても良かったです。裏テーマ?の、元カノの私とお姉さんどっちが大事なの?っていう問いかけが意外と重くてびっくりしました。こういうふうに繋がる姉弟もいるんだろうなあと。でも、そのわりにやりとりはあっけらかんとしてジメジメしたとこがなかったのは良かったです。役柄が片桐はいりってとこも良かったのかな。彼女が惚れた人もしっかりしてそうで、あーこんな人が好きなんだー流石やるじゃんーって思いました。
    弟を彼氏だと偽ってバレるシーンがなんか好きです。ときめきました。あとカタカナ言ったらダメゲームの楽しそうな感じも和みました。
    あと何気音楽がすごい良い仕事してました。映画の魅力1.5倍にしてます。とにかく綺麗で、鳴って止まったりして、淡々とした情景に緩急つけてました。

  • 40歳未婚の姉と、33歳未婚の弟のお互いを思いやる気持ちの話。
    心から弟に幸せになって欲しいと思っている姉、今まで苦労を掛けた姉を置いて一人幸せになることができない弟。
    相手を思いやるがゆえにこうやってがんじがらめになってしまう時がある。
    もやもやしていたのがようやく良い方向にスタートを切り出す姉弟。ちょっと安易だけどやはりハッピーエンドがいいなと思ったら、結構現実的。
    お金を渡した後に泣きべそかく弟、姉の号泣をそっと聞いてないフリする弟、うまいなぁと思った。

  • ふふふ。面白かったな。
    とても現実ではありえないだろう、まったく似ていない片桐はいりと向井理の姉弟役。
    でもフィクションの世界ならありえちゃうから面白い。

    とにかく片桐はいり抜きでは語れない本作。
    画面のどこにいても、ついつい彼女を目で追ってしまいました。
    あの存在感、あの個性、あのインパクト!!
    美人な女優さんなんて3日で忘れるけれど、片桐はいりは一生忘れないだろうな、たぶん。

    そして姉と弟の距離感が絶妙。
    口には出さないけれどお互いをそっと気遣うふたりが微笑ましくて、ほっこりあったかい気持ちにさせられました。

    それにしても片桐はいりと向井理の顔の大きさが違い過ぎる(笑)。

    (2014年 日本)

  • ほのぼの系が無性に見たかったので、どストライクでした。

    片桐はいりが青のカラコンを入れて帰宅した時の件で、向井理が「具合の悪いコケシみたい」と言い放ったのはかなりツボに入りました(笑)

    姉と弟の共同生活。仲良しでいい感じ。

    山本美月が可愛かったぁ。

  • 家族だから気が置けない相手であり、ふたりきりの家族だからお互いが気づかれないように気をつかってる
    なんだか心がほっこりする優しい映画だった

    伏線のリンクがオシャレでかわいかった←なんとなく

    なんといっても姉の片桐はいりさんと弟の向井理くんの絶妙な距離感が良かったなー
    姉が弟を良いように使うところとか
    弟が姉をぞんざいに扱うところとか
    うちも姉と弟なので、わかるわかるーと親近感湧きまくりで、くすぐったかった(笑)

    つねに寝癖がある男でも向井理くんなら許されると思う^^

  • だっさい弟なんだろうけれどやっぱり向井君はイケメンだ。

    姉の片桐はいりがいい。
    おかしいんだけれどなんだか切ない。
    両親が早くに亡くなっている姉と弟。
    表面的には別になんでもなさを装っていても
    お互いがお互いを心配していたり不器用なんだけれど
    思いやっているのがわかる。

    あー、姉と弟ってこういう感じだろうな。
    と気持ちがあたたかくなった。

    ビジュアル的には全然似てない2人が最後の方には
    仲の良い姉と弟に見えてくるから不思議。
    普通の日常がいとおしい。

  • 不器用で優しい小野寺姉弟。

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著者プロフィール

1975年東京生まれ。学習院大学法学部法律学科卒業。脚本家。演出家。映画・ドラマ・舞台など幅広く脚本を執筆。主な作品に映画「ガチ☆ボーイズ」「信長協奏曲」ドラマ「とと姉ちゃん」「怪物くん」「魔王」「妖怪人間ベム」などがある。

「2022年 『ひまわりがっきゅうって どんなとこ? ~特別支援学級~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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