読んだら忘れない読書術 [Kindle]

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 125
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感想・レビュー・書評

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  • ブクログユーザーさんには不要の一冊かなー?読んだ本の内容を忘れないためには感想を書いたりシェアすることが大事ってのはすごくよくわかる。きちんと感想つけるようになったのはここ5年以内のことだけど、目に見えて“忘れなく”なった。

  • 最近本を読まなくなったので自分自身の読書を啓蒙する意味で読んだ。読んだら忘れる事は多々あり、それは自分に必要ないから、あるいは心が動かなかったからと思っていたが、知識として定着していないと言われればそうかもしれないと思った。著者と読書の目的が違うので、この本もたぶん読んだら忘れる事になるだろう。あまり啓蒙されなかった。

  • 【アウトプットとスキマ時間】

    「効率的で、より理解を深められる読書の手法を身に付けたい」と思って本書を手に取りました。結果は正直イマイチでした。

    私と相性が悪いのか、情報が多く、重要な情報がわかりづらく、けっきょく何を1番伝えたかったのかが掴みきれないように感じました…。

    本書の内容を一言でいうなら、「スキマ時間を活用して本を読み、アウトプットを増やして本の内容を定着させましょう」を伝える本かな。

    あえてオススメするなら、本の読み方の幅を広げたい人とかになりますかね。でも、本書はたぶん友人とかには勧めないと思います。


    以下、私なりの要約

    ① 「記憶に残る読書」のキーワードは「アウトプット」と「スキマ時間」。スキマ時間を有効活用し、集中して読むことで、効果的にインプットし、最初のインプットから7〜10日以内に3〜4回アウトプットすることで、記憶を定着させる。

    ② 読んだ本について感想や自分の意見を述べられなければ、本を読んでいる意味がない。「速読」よりも「深読」を意識すること。

    ③ 「パラパラ読み」で全体をパラパラと読んでゴールと読み方を決め、「ワープ読み」で知りたい部分から先に読み、学びや気づきを得る。

    ④ 人間の脳は「自分の能力より少し難しい課題」に取り組んでいるときに最も活性化する。本の難易度が簡単なときは、読むスピードを早めて難易度を上げる。(タイムプレッシャーをかける)

  • 看板に偽りありの本。
    自慢ではないが読んだ本の内容を忘れてしまうのが得意技の私,なんとかしようと,読んだ本のあらすじなどを書き残すようにしているが,サボった本に限って後であらすじを知りたくなることが多い。そこで本書のタイトルである。
    経験上,自己啓発のような本は信用しないので,この本もそこまで期待していたわけではないが,全くの期待はずれ。「忘れないための読書術」に関わるような記述は全体の2割にも満たない。残りは,読書習慣のない人に向けた読書のススメである。つまり読書習慣のある人間にはほぼほぼ無用な内容である。2割の部分についても私が実践していることに毛の生えたような話で,特段新しい知見と言えるものは少ない。唯一参考にしようと思ったのは,「本は最初のページから読む必要はない,読みたいと思った時に読みたいと思った箇所から読んでしまったほうが記憶に残る」ということ。これは確かに経験上も認識していて,読もうと思って買っても,後回しにしているうちに読むモチベーションが下がってしまいそのまま積ん読になることが多いのだ。これはたしかに勿体ない。
    しかしこれは,何かを学ぼうと思って読む本限定の話であり,私のように大半は小説という場合には使えないテクニックである。
    本への書き込みの話も受け入れがたい。最近読んだ「ビブリア古書堂」の最新巻だったかに,「書き込み」のデメリットについて書かれていてなるほどと思ったので,どちらにもpros&consがあるのだろうが,初心者に無条件に勧めるようなことではない。
    それと,最も不愉快なのは,著者が自らを「SNSの超プロ」であるとか「メールの超プロ」などと名乗って,本を書いているらしいこと。明らかにITの素人が何を言ってるってレベルのことをさも知ったように書いている「ソクラテスの弁明」を読んだ後だけに著者の知恵の足りなさが鼻について仕方がない。ろくに専門でもないことを知ったかぶりして書かないことだ。スマホを使いこなせないような人がスマホを論じるなど笑止千万だ。いくらスマホで無為に時間を浪費している人が大勢いるとしてもだ。

  • DaiGoさんの「知識を操る超読書術」、西岡壱誠さんの「読む力と地頭力がいっきに身につく東大読書」に続く3冊目の読書術本。
    前2冊にはない目次の立て方と、精神科医ならではの視点がありそうだなという点で選書。

    結果としては一番初めに読むならアリだったかなという印象。
    主に4章が前2冊のメインボリュームゾーンのイメージで、そこが本題とするとその前までで読書自体のメリットの確認と、読書時間の作り出し方の話になっているので、前2冊よりもさらに読書に対するモチベーションが漠然としてて実践に繋がってないレベルの人向けに思えた。

    あとは前2冊に比べて実践的というか、著者はこうやっているよ的なハウツーや体験談が印象値では多い。
    特に5章以降、本の選び方や電子書籍読書術、本の買い方については他2冊にはない視点での細かいハウツーがあるので、前2冊で「とは言われてもどう実現すればいいのかピンとこない」という人には一例として参考になったかな?と思う。
    (ただ個人的には、レベルのその方法があったか!というほどではなかった)

    モチベーションまわりの言及が多かったのがちょっと精神科医らしい点だったのかな?と思うと、時間に対する視点は本書ならではだったかなと思う。


    まあ本当に読む順番が違ったらもうちょっと心に響いてたのかなとは思うけども、自分のステージとその本のステージが食い違っていたといういい例になったかなということで。

  • 読書への向かい方に関しいての書籍
    ・アウトプットする事
    ・興味のある本を読むこと

  • 個人的には自炊等も含めて電子化した書籍に対して新しい知識を得たかったが、非常に触り的なメリットデメリットの話しかなったのは残念だった。

  • はい、まじめにブクログ書きます。以上。

  • 読んだら忘れなくするにはそれ相応の努力が必要なのです。

  • ・議論するまで読み込めないと読んだ意味がない。
    ・記憶に残る読書術「アウトプット」「スキマ時間」

  • 主に読書の有効性をひたすら語った内容。タイトルに期待して読むと結局他でもよく言われる「アウトプット」のみしかなく、がっかりすることに。

著者プロフィール

1965年、札幌市生まれ。累計56万ヒット突破の人気Webサイト「札幌激辛カレー批評」(http://www.kabasawa.jp/)主宰者。2003年7月に著書『とっておき北海道 カレー50』
(アドネット刊)を刊行するなど、スープカレーをメインにカレー店の動向を精力的に追い
続けている。また、スター・ウォーズ研究家としても知られ、スター・ウォーズ研究のWeb
サイト「ホス・プレス」を運営。著書に「スター・ウォーズ新三部作完全解読本」(三一書房)、
「スター・ウォーズ完全基礎講座エピソードⅠ篇」(扶桑社、共著)などがある。

「2004年 『北海道スープカレー読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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