娚の一生 DVD通常版

監督 : 廣木隆一 
出演 : 榮倉奈々  豊川悦司  安藤サクラ  前野朋哉  落合モトキ  根岸季衣 
  • ポニーキャニオン
3.16
  • (11)
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  • (78)
  • (33)
  • (9)
本棚登録 : 400
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013309586

感想・レビュー・書評

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  • 予告でJUJUの主題歌を聴いて、すっごくいいと思ってレンタル。
    内容はあまりわかっていなかったけど
    トヨエツが榮倉奈々の足の指をしゃぶるシーンは映画公開当時に話題になったので
    その記憶がかなりありました。

    実際に見ると、穏やかな田舎暮らしの中にも
    人間の喜怒哀楽、そして愛や恋もあって
    年がかなり離れた、全然ロマンチックな出会いでなくても
    すっごく素敵に思える恋愛があるということを感じました。

    主人公の女性の都会で負った心の傷が
    あきらめていたことを徐々に取り戻していく姿が何とも愛くるしくて
    映画館で観たかったと思える映画でした。

    それにやっぱりラストで流れたJUJUの曲が素敵で
    この映画にピッタリでした。

  • 半分あたりまでなんて眠たい映画だろうと思った。日常系に近い原作なのかな、と。
    マコトくんの登場でつぐみが海江田に惚れていくあたりから引き込まれた。
    榮倉奈々は「丁寧な暮らし」というのがとても似合う。彼女が主役であることでビジュアルがとても美しくなっていた。

  • キャリアウーマンとして仕事に忙殺されながら、心が締め付けられるような恋愛をしていた堂薗つぐみ(榮倉奈々)は、祖母が亡くなった後に東京から田舎の一軒家に引っ越してくる。そこへ彼女の祖母を慕っていたという大学教授・海江田醇(豊川悦司)が現れ、強引につぐみの家に住み込むようになる。当初は親子ほども年の離れた海江田のアプローチに困惑するつぐみだったが、少しずつ距離が近くなっていく。 (シネマトゥデイ)

    ツボでした・・・・。
    トヨエツ好き というのもある。
    インテリ好き というのも。
    枯れ専気味でもあり。
    海江田醇 は私の理想形・その1。(その2もあるので)

    まんが、読みたくなっちゃったな。

  • 原作のじんわりした感じがうまく表現されていた気がします。
    一個一個のシーンが唐突で足早に終わった印象がありますが、さらりと見るにはいい感じです。

  • 壁ドンを超える床ドン!とかいう頭の悪そうな記事で紹介されていた、この作品。
    もったいない。
    あまりに、もったいない。
    そんなところは、この作品の目玉ではないではないか。

    豊川悦司演じる海江田さんが、いちいち素晴らしかった。おお、そうか、ここでは怒るのか。ここではなぐさめるのか。ここではその距離感か。ここでは、そんなに大胆に!と、齢50プラスでしか出せない熟練の駆け引き(というか、最早、格言的ななにか)にいちいち翻弄されました。

    榮倉奈々も豊川悦司も、すーっと上に伸びていくタイプの涼やかな見た目で、そのふたりが並んで立つと、さすが俳優!という美しさ。目でも楽しめないと、映画ではありませんね。

    徐々に、徐々に、ふたりの距離が縮まっていく演出が、静かだからこそ、信頼感が固まっていくのを感じて、心に響きました。歌に始まって、ティッシュの距離感。まことくんと歩いて帰る3人の距離感に、踏切での立ち位置。それから、京都でのふたり。燃えるような恋だけが恋ではないのですね。

    脇役陣がまた、良い味を出してくれています。私的に熱い坂口健太郎に、頭ポンポンだけですべてを表現してくれる安藤サクラ、絶大な安心感を与えてくれる濱田マリに、良い人臭をぷんぷん撒き散らす徳井優、それから停電の中椅子に座るだけで哀愁を演じる木野花。そしてそして、個人的にお気に入りだったのは、海江田さんの秘書で1シーンだけ登場の、美波。「もちろん違いますよ」だけで彼女の想いが伝わるって、すごい。

    素敵な脇役陣に固められた世界の中で、抜群の破壊力を持つ海江田さんの足キス。あのシーンだけ、アート映画から恋愛映画に変貌したような。あれを豊川悦司にさせるのが、これまた、もう。ふくらはぎにかけられたもう一つの手は、つぐみちゃんが逃げないようになのだろうかと悶々しました。

  • 是枝監督の「そして父になる」に似た内容で考えさせられる映画だった。

    親に捨てられた子供と3人で過ごす場面が個人的にグッときた。

    子供が親を一番に想っている姿(電車の時刻を覚えているなど)を見たつぐみ(榮倉奈々)の表情・行動がうまく切なさを表現できていた。

  • とよえつが渋くて、ナイスミドルで、繰り返し何度もみてしまいました。もう人を好きにならないって思っていたはずなのに、人を好きになることはしんどいことだと思っていたはずなのに、そんな二人が恋をする。大人の恋愛でした。

  • 本当にセンスの良い映画でした。
    ストーリーも良かったのですが、なにより家の中の小物や夏祭りの映像に「あぁ〜いいなあ」とハッとさせられることが多かったです。見てよかったなと心から思いました。(注)原作は未読です。

  • 原作とは設定が違うので微妙ですが、雰囲気は寄せられてて好印象でした。
    ただ、主人公は榮倉奈々じゃないんじゃない…?という疑問がつきまとう。なんかもっときれいな感じの人のイメージなんだけどなあ…。
    淡々と進むかんじでゆるっと見るにはいいかな。
    良くも悪くも普通。

  • 漫画の印象が薄くなってから見ましたが、違和感なく。。。
    トヨエツのスーツ姿、とっても素敵。こんなオジサマなら”枯れ専”じゃなくてもワンサカ私信が届くでしょう。。。
    のんびりしてるのに間抜けじゃ無い、良い映画でした

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著者プロフィール

1954年福島県生まれ。映画監督。「ヴァイブレータ」「軽蔑」など、文芸作品の映像化に定評がある。 他の映画に「余命1ヶ月の花嫁」「さよなら歌舞伎町」、脚本もつとめた「RIVER」「海辺の町で」など。

「2017年 『彼女の人生は間違いじゃない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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