白夜/おかしな人間の夢 (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ナースチェンカ!なんつー小悪魔だ。おばあちゃんがドレスにピン止めしたくなる気持もわかります。でも古典の恋愛が劇的に思える時って、結局、結婚とか決める歳の主人公が10代後半だからこその若さもひしひしと痛感するこの頃。表題作以外は著者の宗教観が前面に出ている作品だった。祈っても神は救ってくれないという虚無感はあれど、どこかそれが自然と受入れらていてそれが崇高で完璧なものとしての憧憬があって。「おかしな人間の夢」で語られる「どうでもいいこと」という感覚は大人になると本当に、少しずつ身についてくる。

  • あんなに盛り上がってたのに!まさかのフラれ方(笑)ドストエフスキーにしては面白いぞ「白夜」と思ったけど、続く話はちょっと眠たくなって頑張って読み切りました。

  • この本はデカダンスの幸福をもたらす麻酔薬だ。

  • 白夜、鬼ほど好きでした・・・

  • カラマーゾフで、作者の信仰心はどうなのか疑問に思った人もいるだろう。
    そのような人が本書を読めば瞭然、ドストエフスキーは、神を信仰していたことがわかる。
    本書は単純極まる掌品から、深い思考へと至るメモ書きまで納められていて、次に至った段階へと興味深い。

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著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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