私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない [Kindle]

著者 :
  • 文響社
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (174ページ)

感想・レビュー・書評

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  • Prime Reading で何気なく見つけた本だからあまり期待していなかったのだけれど、いい本だった。こういうの嬉しい。

    著者の食事に対して真正面から向き合う姿勢が素敵。食の「マインドフルネス」という感じかな。
    ダイエットに煮詰まっている人にも考え方が変わって、ポジティブな効果がありそう。
    単なるマナー本ではなくて、たくさんの思いが入っている本。
    食というものをとっても大事にしていて、たくさんの思いを持っている一方で押し付けがましくないのも好ましい。

    自分の食に対する姿勢も変わりそう。

  • 食べることに改めてきちんと向き合う気持ちになる本。
    というか、食の話題を通じて生きる姿勢も正されるし、多くの気づきももらえて、すごくよかった。

  • 本屋で表紙が目に入り、手にとった本です。
    まさしくこの時期、自分が弱っている気がしており、本のタイトルにあるようになんとなくで食べているからかもと感じたため、読んでみました。

    食べることは生きることに直結しているという内容の本で、五感をフルに使って食べる方法について書かれています。

    この本を参考にして、しっかり味わって食べるようにすると、食材の味がしっかりわかるようになりました。自分がこれまでいかになんとなく食べてきて、食べ物をしっかり味わっていなかったかがわかりました。

    全部を集中して食べるのは難しくて実践できていないけれども、最初の一口目はしっかり味わって食べるようになりました。また、動画を視聴しつつながら食べする際も、口の中に食べ物がはいっているときは、そちらに意識を向けるように心がけるようになりました。

    どんどん感覚を研ぎ澄ませて、食べることを楽しみたいです。

  • 一人で食べるご飯は適当になってしまいがちだけど、ひとりご飯は自分へのおもてなし!食べることとちゃんと向き合って、食事をしっかり楽しめる人になりたいと思った。身体も心も食べたものからつくられる。タメになる内容だったからまた読み返したい。

  • 食べ物それぞれに感謝して、しっかり味わうという当たり前のことが当たり前にできれば、心持ちも体調も良くなると感じたエッセイ。

  • うーん
    個人の感想って感じかな

  • 食べることは生命と直結する行動。
    ☆人に見られる唯一の本能

    食への意識を少し高めるだけで、人生を自分の物にしている用に感じる

    ☆脳が欲するものではなく、体が欲するものを食べる

    「五感の中で記憶に残る時間が最も長いのが嗅覚から得た情報」

    現代人は満腹だけど満足になってない状態になりがち
    →食に向き合ってないから(始まりと終わりをしっかりする)

    食事に秩序を生む(ランチョンマット引くとか)

    世界中で茶碗を手に持って食べる国は日本だけ
    →「指先」と「唇」という敏感な部位を食器に触れさせながら食べる国
    「口中調味」も日本だけ

    献立を考えたり、野菜を切ったり調理をしたりすることで脳の前頭前野の機能が向上する

    旅行は非日常だけど「人生の大半は日常でできている」

    嫌いなものを好きになった時の反動は大きく、何倍もの感動を得れる

    ダイエットをするなら一生続けられること

    「食べたいという感情は視覚的な情報に大きく左右される」

  • 読み始めて数十ページで、野菜が食べたくて仕方なくなった。
    確かに私は「なんとなく」食べていたかもしれない。

    食は身体だけでなく心も健康にしてくれるって本当だと思った。まだこの本に書かれていることのほんの一部しか実践できていないけれど、心持ちが確かに変わるので不思議。

    とっても良い本だと思います。

  • とっても面白かった。まさに毎日なんとなく食べているだけなので、食に対してもっと意識を向けてみようと思った。

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著者プロフィール

小倉朋子(おぐら ともこ)
(株)トータルフード代表取締役。フードプロデューサー。亜細亜大学・東京成徳大学非常勤講師。トヨタ自動車㈱、国際会議ディレクター、海外留学、ホテル&フードコンサルタントを経て、「ようやく天職に」と食に一本化。先祖代々にわたり、食を大切にする環境に育つ。世界各国の正式なテーブルマナーと、幅広く食を学び生き方を整える「食輝塾」主宰。飲食店や企業のメニュー開発、フードコンサル業ほか、トレンドにも精通、各種食関連委員など。文化から最新情報、ダイエットまで精通した食のスペシャリスト。
テレビ、ラジオなどメディアにも多数出演し、美しく凛とした食べ方を推進すべく活動している。日本箸文化協会代表。 著書に、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『やせる味覚の作り方』(文響社)、『メニュー開発論』(創成社) ほか多数。

「2023年 『世界のビジネスエリートが身につけている教養としてのテーブルマナー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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