仕事の技法 (講談社現代新書) [Kindle]

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  • 仕事の技法の根本は、対話の技法を身に付けること 特に表層対話にとどまらず、言葉には表れない深層対話の技法を身に付けることが大事 深層対話の技法が23例紹介してある。

  • 感動した

  • ・走馬灯リーディング(引き寄せ)
    ・即実行リーディング(知行合一)
    ポイント:課題を一つに絞る

    対話力をあげていきたいのであれば、直後に反省会をすべし。
    複眼で視野や解釈を拡げるために、反省会は上司の視点を入れる。
    1人で反省会もする。メタ認知をどれだけあげられるか?がポイント。

    深層メッセージは読み取るだけでなく、こちらから伝えてしまっていることにも意識を配る。それは特に相手が話している時に顕著に伝わっている。
    そして指摘されることもなく、自分で気付くことは困難。
    ここもコントロールすべし。

    ーー
    どんな仕事であれ不可欠なのが人との“対話”。あらゆる仕事の「根幹的技法」であり、身につければ仕事力が圧倒的に高まる「対話の技法」について説いた書籍。

    仕事の根幹は、商談、交渉、会議、報告など、人との「対話」。この対話には、次の2つがある。
    ・表層対話:言葉のメッセージによる対話
    ・深層対話:言葉以外のメッセージによる対話

    対話においては、言葉よりも言葉以外のメッセージの方が重要。仕事の技法の根幹である「対話の技法」を身につける時、「深層対話力」を高めると「仕事力」が飛躍的に高まる。

    深層対話力を身につけるには、交渉や会議の後で「反省」を行い、そこで起こった「深層対話」を振り返るようにする。すなわち、相手の心の中で、どんな思いや感情が動き、考えや思考が働いたかを感じ取る。
    この「直後の反省会」を習慣にすれば、自然に、深層対話力が高まっていく。

    ・直後の反省会では、まず時間の流れに沿って「追体験」を行う。すると、細やかな振り返りが行え、重要な場面の見落しが少なくなる。
    ・追体験を行う時は、「相手の視点」で振り返る。この習慣が身につくと、「相手の心の動き」が想像できるようになり、相手の言葉以外のメッセージを感じ取る力が高まる。

    深層対話力を身につけると、相手の心がわかるようになる。その一方で、相手を操ろうとする「操作主義的発想」、相手への「密やかな優越感」「無意識の傲慢さ」が生まれる。これらは必ず相手に感じ取られ、その関係が壊れてしまう。

    深層対話力という諸刃はの剣を使いこなすカギは、相手に深い「敬意」を持って接すること。それができれば、自然に、心の中の操作主義的発想や優越感、傲慢さは消えていく。

  • 相手からの「言葉以外のメッセージ」を感じ取るこの一つの技法を身につけるだけで「仕事力」は、圧倒的に高まるというのがこの本の主張。その通りだと思うが、その相手がクソ野郎だとあえてそのメッセージに逆らう子供っぽい私。

  • 深層対話

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著者プロフィール

シンクタンク・ソフィアバンク代表

「2023年 『能力を磨く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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