ヒポクラテスの誓い 法医学ミステリー「ヒポクラテス」 (祥伝社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 祥伝社
3.89
  • (23)
  • (61)
  • (28)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 376
感想 : 46
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (323ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 医療ミステリは専門知識が素人相手にそれらしく見えないといけないのだけど、自分レベルでは瑕疵が見えないほどに考証されていたと思います。
    物語の展開の魅力よりもキャラ寄りの創り方をしている感じです。
    同先生の他の作品のようなどんでん返しの魅力は薄いです。

  • テンポよく読みやすい内容でした
    ただの短編集よりは繋がりもあって満足感もあります
    続編も読んでみようと思います

  • ミステリーを解決していく様は面白い。一気に読み切った。でも文章は少し読みにくい。

  • 読みやすいから、あっ、Audible だから聴きやすいかな。展開もなるほどと。解剖学や医療現場について、リアルな感じを出すためか、登場人物や環境の説明が長すぎて、ややまどろしい感じあった。それ以外は楽しく聴けました?

  • 短編連作。いつものどんでん返しではない。

  • 解剖を通して真実を明らかにするドラマが多い昨今。
    それらのどれを取っても「死者の声を聴く」ことに重きを置いているが、そのスタートラインに辿りつくまでの研修医視点で進む作品。
    多分、中山七里作品の常連なら脇を固める登場人物の繋がりが嬉しいのかとも思うが、そうでなくてもキャラ強めなストーリー展開は楽しめる。

    大切な人を亡くし悲嘆にくれるその時に、
    「解剖によって死者が二度死ぬ」と思うか。
    それとも「一片の曇りもない死因を知りたい」と思うか。
    自分が死んだ時、それを大切な人に知って欲しいか。
    それを抜きにしても、解剖する(される)ことによって後進に何らかの情報の提供ができることもあるのではないかと思うか。
    日本の死生観では解剖や脳死臓器移植は発展は難しいのだろうな。

  • 法医学ミステリ。キャラクターもありがちですが
    しっかりたっていて、主人公含めみんな好感度高め。
    特にキャシー先生が際立っていいですね。
    クレバーで愛嬌があって日本語のレベルが謎すぎて笑

    ストーリーもしっかりしていて、すいすい読めて
    しっかり没頭できて途中何度か涙が出そうなことも。
    安心して入り込めました。
    ただ個人的にどうしても解剖シーンが苦手です。
    特に第一章は読むのをやめようかと思ってしまいました。
    結果的には我慢して読み進めてよかったのですが。

    なのでこのシリーズはもう読まないかもしれないですが
    中山七里さんの他の作品は読んでみようと思いました。

  • 実際は文庫本で読んだが、電子書籍でしか選択できなかったので。

    昨年だったか上野樹里さん主演の「朝顔」というドラマを思い浮かべた。
    法医学教室を舞台にした内容は興味深かったけど、
    主人公が尊敬する教授が解剖する理由に説明不足で、偉そうに感じた。
    シリーズ化されてるようなので、続編も読んでみようと思う。

  • 先日までWOWOWで放送されていた同名ドラマの原作。あまりにもストーリーがデタラメに感じたので,原作を確認してみた。デタラメなストーリーは,やはり脚本家の創作だった。呆れ返る。民放に出来ないドラマに挑戦する点は評価するが,質が悪すぎる。念のために書いておくと,原作の方は許容範囲内。

  • 先日までWOWOWで放送されていた同名ドラマの原作。あまりにもストーリーがデタラメに感じたので,原作を確認してみた。デタラメなストーリーは,やはり脚本家の創作だった。呆れ返る。民放に出来ないドラマに挑戦する点は評価するが,質が悪すぎる。念のために書いておくと,原作の方は許容範囲内。

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山七里の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×