POWERS OF TWO 二人で一人の天才 [Kindle]

  • 英治出版
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  • 【新着図書ピックアップ!】
    ドラえもんだけでは成り立たない。のび太がいるからこそ物語が創造される。
    現実の世界でも、2人組はとんでもない創造力を発揮する。スティーブ・ジョブスとスティーブ・ウォズニアック、ジョン・レノンとポール・マッカートニーといった共に著名なペアもいれば、プロゴルファーとキャディーのように、片方だけが目立つが、実は陰にいるもう一人が重要な役割を果たしているペアもいる。
    著者はそんなペアの研究を通じて、創造性にとって人間関係がいかに影響を及ぼすかを説く。たくさんのペアが紹介されており、彼らのエピソード集としても楽しめる一冊。

    【New book!】
    Only Doraemon? It's boring. The story isn't created without Nobita.
    Pairs generate creativity in the real world, too. Steve Jobs and Steve Wozniak. John Lennon and Paul McCartney. Both of the Pairs are famous. On the other hand, like pro golf player and his/her caddie, there are pairs which the one person is so famous but the another is not, though he/she plays an important role.
    The author says that the relationship influences on the creativity in this book. He also introduces a lot of “pairs,” so you can enjoy their episode, too.

  • レノンとマッカートニーとやゲイツとジョブズの話が多く取り上げられているが、個人的にはマジック・ジョンソンとバードの話が面白かった。良きライバルが切磋琢磨してバイタリティとモチベーションの源になう良い事例。

  • 天才は一人でなるものではなく、ペアでなる、という本。有名なペアを多数例に出しつつ、ペアがどのように成立し、偉業を成し遂げ、そして終焉を迎えるのかを書く。ちなみに「有名なペア」と書いたが、往々にして有名なのは片側だけであることも多い。

    一人ではなく複数人で、というとYコンビネーターを思い出す。あれでは起業するなら2人か3人でやれ、と言っている。偉業を成し遂げるならこれは大前提なのかもしれない。しかし歴史上のペアを出すならアウグストゥスとアグリッパを出すべきだと思った。

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著者プロフィール

著名な評論家、ワシントン・カレッジのオニール文学館館長。彼の論考は『ニューヨーカー』、『アトランティック・マンスリー』、『ワシントン・ポスト』、『ニューヨーク・タイムズ』その他、数多くの媒体に掲載されてきた。彼の論考「ぼく自身のメランコリー」は、全米ベストセラー『神聖ならざる亡霊――うつ病の作家たち』に収録された。
シェンクは、2006年のヒストリー・チャネルの記録映画『リンカーン』の主任コンサルタントで、「エイブラハム・リンカーン生誕200年委員会」の諮問委員の1人。これまで浴してきた栄誉は、カーター・センターの精神衛生ジャーナリズム分野でロザリン・カーター・フェローシップ、「ニューヨーク芸術財団のノンフィクション分野のフェローシップなどがある。シェンクが講演する分野は、精神衛生問題、歴史、現代政治・文化である。

「2013年 『リンカーン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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