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感想・レビュー・書評
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同族企業と聞くと、お家騒動、苦労を知らない無能な2代目、会社の一族私物化などなど、あまり良い印象はない。が、それは問題を起こしたほんのわずかの同族企業がニュースとして話題になるため。実際、ほとんどの同族企業は周囲の目もあるからきちんとした後継者を選んでいる。
さらに最近では、前代の実績を肯定し、作り上げた基礎を土台に、新しいチャレンジでさらなる発展を遂げる同族企業が珍しくない。星野リゾートやジャパネットたかた、YKKなどなど。あのトヨタだって、同族企業だ。
著者はこうした同族企業の長所を分析した結果、むしろ同族企業の方がそれ以外の企業よりも発展を遂げている、と結論。
親から社長を継ぐことを「ラッキー」と考えず、その後のプレッシャーと真剣に向き合える人が増えているんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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