違国日記（１） (FEEL COMICS swing) [Kindle]

著者 : ヤマシタトモコ

• 祥伝社 (2017年11月8日発売)

感想・レビュー・書評

[のとくりさんの感想 · 2024年3月17日]

全巻読んだ。しかし、物語が完結しても朝は作品の外で生き続けてる気がするし、マキオちゃんはそんな朝を今も見守り続けてる気がする。問題は何も解決せず、ただ、相手のことを理解するだけである。

[喃々さんの感想 · 2021年1月15日]

とても良かった。初めてファンレターを送りたいと思った。

[タママさんの感想 · 2020年2月3日]

30代の独身女性が、折り合いの悪かった実姉が亡くなり、その娘（姪）と暮らし始める物語。

主人公は小説家であり、フィクションの世界に浸り、それを生業にしている。
4巻の「物語がなぜ必要か…物語はいわばかくまってくれる友人でした」という主人公の言葉にとても納得した。
フィクションを全く観ない・読まない男性が、それに対して「私にとっては勉強がそうだったように思います」もとても分かる。

セリフの一つ一つが染み入る。

[あるふぁさんの感想 · 2019年3月31日]

マンガ大賞ノミネートとマンガ食堂で見かけたことで読みたい熱がメラメラと。あかん、これめっちゃ好きな物語や。少女小説作家のまきおちゃんが姉の子と二人暮らしをする。ただそれだけの話なんだけど、その裏には人見知りが激しすぎて人と一緒にいることがストレスだったり、朝の母である姉のトラウマが克服できなかったり。概ね大人なのに大人気ないまきおちゃんが大人としてダメすぎるんだけど、そんなまきおちゃんでもはっとすることを朝に言うわけで。このアンバランスな感じが自分は大好きだ。

[れいさんの感想 · 2023年8月13日]

8巻まで読了。
作中の台詞を借りると、「世界中がうるさい」と自分が感じた時に気づくと開いている。
まさしく私にとって、「寄り添ってくれる友人」です。
読んでるとすーーーっと静寂の中に吸い込まれていくことができる、私にとって、貴重で大好きな作品です。

[葉鳥さんの感想 · 2023年7月30日]

人と真剣に向き合う静謐さ★★★★★

[さつまいもさんの感想 · 2023年5月27日]

ふとした言葉に救われたり、同じような闇を自分も体験していたりして、定期的に読み返したくなる。
漫画って全巻読みきれないタイプなんだけど、これだけはすらすら読めたし、次の巻の発売を待ち遠しく思ってる

[塩川宏郷さんの感想 · 2023年3月11日]

クールですね。いいと思います。

[d810さんの感想 · 2022年5月9日]

とりあえず９巻まで読了。
いろいろな感情がわいてきますが、まとめるといい本をよんだなあという満足感。絵と言葉の組み合わせがいいというか、漫画っていいなという一面が味わえました。

[かいさんの感想 · 2021年2月21日]

評判がよいことは知っていた。
読んだ感想としては、（お母さん二人いてもいいかな？）ていう漫画と、通じるものがあるな、と。
人間が人間に向き合っている。
てっきり子供目線かと思いきや、わりと大人向き。
不器用でも精一杯生きてきた誠実な大人が、ぽっとでてきた子供に精一杯向き合う話。