英国一家、日本を食べる 上 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「英国一家フランスを食べる」のほうは読んだことがあって、イギリスらしい面白い作家だと思ったが、フランス料理の知識がないのでそっちが物足りなかった。たしか日本編もあったので読んでみたいものだと思っていたら、日本編がUnlimitedに入っていたので読む。

    予想通りに面白かった。
    だけどこっちは舞台をよく知っているだけに、ちょっと普通感はしてしまう。

  • NHKで面白かったアニメ。こうして数年後に読めるとは思わなかった。
    スマスマの時代で、あの頃を思い出してしんみりします。

  • まず冒頭、言葉の通じない国で長期間、しかも子連れで(!)、色んな取材や観光しながら国一周しようという著者の行動力への驚き。
    そして、日本人でありながら、日本にいながら知らないことばかりだと実感させられながら読み進めていくことになった。
    普段の自分の食生活(栄養やメニューという意味だけでなく、生産者や食べ方、文化などの広範囲の背景)を振り返らせられる。
    外国人日本礼賛ネタで喜んでいるような人にはこういうものをこそ読んで欲しい、そんな一冊。

    訪問時から10年以上経ち、取材先の多くで状況が変わっていることもありそうなため、そのまま参考にするというよりは、関心をもって調べるきっかけにする感じか。


    また、軽妙な語り口も面白く読みやすいが、原著ではどのように表現されていたのだろうかと気になる文も多々あった。
    当初の日本語訳版では原著と章立てが入れ替わっていた部分があったのが、原著と同じように再構成されたのがこの上下版とのこと。

  • 著者の隠さない無遠慮な表現がおもしろく、正直な感想であることが伝わる。日本人でも知らない日本の魅力が多く、恥ずかしくも感じるし、誇らしく思う。
    生活にあっても洋食が多く、レストランでも洋食を選びがちだけど、改めて日本食を有り難くいただこうと思った。

    ただ、本としては無遠慮な表現に慣れない部分もあって、下巻を読むには少し間をおこうと思う。

    ”あらゆる食材に『味をつける』~はおこがましい~『食材が本来持っている味を引き出す』のが~”
    ”日本料理は、引き算の料理なんです”

  • 2018-06-08/¥484

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著者プロフィール

英国サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。2010年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。パリの有名料理学校ル・コルドン・ブルーで一年間修業し、ミシュラン三つ星レストラン、ジョエル・ロブションのラテリエでの経験を綴った"Sacre Cordon Bleu"はBBCとTime Outで週間ベストセラーになった。

「2020年 『三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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