最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下) (TO文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 認知症の父(医者)と息子(医者)のストーリー

    最後の方は過去と現在のストーリー往復が多すぎて、訳が分からなくなってくる。

  • うまく出来過ぎな感じもしたし、認知症の人ってこんな感じなのかなって疑問もあったけど面白かった。最後の話が好きだった。

  • 登場人物の心理描写がわかりやすかった。
    一度読み終えたうえで、もう一度読み直したいと思える作品。
    目に見えないところで様々な人の縁がつながり、思いがつながっていた。

  • 上巻より下巻の方が感動が大きかった。

    医師、病院、親子関係をめぐる物語

    仕事に生きる父と早くに病死した母
    ギクシャクした親子関係の真相は、
    遠い昔の記憶の中に隠されている。

    現在と過去を行き来しながら
    失われていた時間を埋めるように
    絡まった糸が少しずつほどけていく。

    とても読みやすく、あっという間に読み切れる作品でした。

  • 桜の方読んでめちゃ泣いたから、こっちも期待してしまった、、、回想シーンがぐっとくる

  • 絵里さんの話がこうやって繋がるのか。
    勘の良い読者なら上巻の段階で気付くんだろうな。きっと。悔しい。
    第2章"とある母親の死"の終わりまで気が付かなかった。
    桐子は1浪か1留しているということか。

    第3章"とある医師の死"は本を読み始める時に今度は桐子と福原のどっちかが死んでしまうのかと思ってたけど違った。

    神宮寺の過去にも興味があるし、続編に期待。

  • 後半一気に進みました。理絵の「あなたの中に希望がないなら、そばにいる誰かの中に、希望はこっそり隠れてる」が響きます。桐子と福原の関係性が好き。下巻は後半の福原の心理描写がドラマチックでした。

  • まさかの福原家族とと桐子が知らないところで関わりがあったとは…全て物語の背景が繋がっているので続編やドラマ化してもおかしくないなとは思った

  • ■健康であることのありがたみを感じる

  • この巻はもう一度読み直して、登場人物それぞれの気持ちを詳細に読みたいと思う

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著者プロフィール

1985年、東京生誕。一橋大学経済学部卒。著書は他に「!」「!!」「!!!」「!!!!」「暗黒学校」「最悪彼氏」(ここまですべてアルファポリス)、「占い処・陽仙堂の統計科学」(角川書店)、「一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常」(幻冬舎)などがある。

「2016年 『殺人鬼狩り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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