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感想・レビュー・書評
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絵梨さんの息子があの人なのがドラマっぽい。認知症もむずかしい。どうやって解いていくのかと思ったら、結局認知症だけど認知症じゃなかったみたいなちょっと残念感もある。
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生きるということについて、生きていてくれるということについて考える。
近しい人に対してはただそれだけで感謝。
そうではない人。例えば職場にいる考え方の合わない人や、価値観の違う人に対して同様の気持ちを持つ事は難しくても、ただそれだけの事なので、個性は尊重しなければと思った。 -
「うう…、設定がずるいよぉー」とぐすぐす泣きながら帰りの電車で読んだ。死を真剣に見つめることの大事さを教えてもらった作品でした。まだまだこの世界観に浸ってたいなぁと後ろ髪引かれる思い。
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「最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)(下)」(二宮敦人)を読んだ。
まあ、とにかく、泣いた、泣いた。
そういう涙腺を刺激する話が好きならお勧めしよう。
対照的な考え方の二人の医者の、どちらが正しいのか。
でも結局のところゴールは同じであるのだな。
結構引き込まれて読んだよ。 -
不思議な感じです。
感動を撒き散らさず、確かに残していった。
感動させる文章ではなく、感動を残していく。
感動...少し違うかな。揺さぶるかな。
前作を読んでから、本作上下を読んでほしい小説です。
人は人として繋がり、つないでいく。
それは1日を大切にした結果、振り返った時に奇跡だと感じるほどに。
桐子にも生きるチカラを遺したはず。 -
治療を諦めた時、周りに目を向ければまだ生きて欲しいと願う者がいたら…自分はどうするんだろう。
本人が諦めているのに周りが生かそうとするのはエゴなんじゃないか?
苦しみを引き延ばすだけなのでは?
今回も色々考えさせられる。
桐子に救われて福原が柔らかくなった気がする。
でも不器用な人だから次巻でまた頑固な彼に戻ったりするのかな(笑)
最後の医者ってことは、いつかどちらかが1人になってしまうのだろうなって予感がする。
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そういうことか