遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代の生き方 遅刻してくれて、ありがとう 常識が通じない時代の生き方 (日本経済新聞出版) [Kindle]

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  • 事実に基づいていないことをいいたい、喧嘩を売りたい、気に入らない人間を無視したい。それは人間の自然な衝動ですが、テクノロジーのおかげで、一度クリックするだけで、そういう衝動のとおりに行動できるようになりました

    最近、メールでの言動が激しくなった気がします。少しで気に入らない(八つ当たりではありません、ある程度自分に理があると思っています)ことがあると、間髪入れずに相手にイライラをぶつけてしまっています。金輪際付き合いがなければそれでもいいのかもしれませんが、どこでどう繋がりがあるか分かりません。そもそも、そんなことしてもいっときがスッキリするかもしれませんが、大抵行なった後に後悔するのが常です。

    なので、イライラメール送るときには一呼吸置くことにしました。よほど急いでいない限りは、下書きに返信せずに一日置いてから返信しよう、という試みです。今こうして書いている瞬間にも一通ありますが、明日頭が冷えてから返信しようと思います。

  • 加速の時代における様々な考察が、地球規模での自然環境の変化から政治や哲学に及んで、個人的には上巻に比べて難解になった。読み解くのに時間を要したが、それでも消化不良の感は否めない。では読み返すかといえsば知的体力が必要で、読み通して消耗した脳ミソに再度の重労働を強いるのも躊躇われる。心して取り掛かるべき一冊。

  • 『遅刻してくれて、ありがとう』(上・下)読み終えた!フリードマンの『フラット化する世界』に衝撃を受けた高校三年生。上下巻で全く本になっている。上巻ではフラット化した世界で、エクスポネンシャルにテックが進化している現代世界の様相を数々の事例やインタビューを交えて。キーワードは、「ムーアの法則」「スーパーノヴァ」「母なる自然」下巻ではトランプ当選やブレエグジットに揺れる世界で、(やや凡庸で退屈だが)コミュニティが再興しなければいけない理由を、自らの地元であるミネソタの原風景を辿りつつ詳述。

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著者プロフィール

ニューヨーク・タイムズ コラムニスト
1953年ミネソタ州生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、79年から81年までベイルート特派員。その後ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルートとエルサレムの両支局長を歴任。その間、ピュリツァー賞を2度受賞。89年に帰国。95年からニューヨーク・タイムズ紙の外交問題コラムニスト。02年にテロ問題に関する執筆活動により3度目のピュリツァー賞。

「2021年 『遅刻してくれて、ありがとう(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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