心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 [Kindle]

制作 : 奥田 弘美 
  • すばる舎
3.91
  • (32)
  • (50)
  • (28)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 383
感想 : 52
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (160ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何事にも動じないってことがどういうものかなんとなく理解できた。
    我慢や忍耐ではなく、「ものは考えよう」と「心も体も健康」ってこと。
    それができたら、習慣化ってことかな。

  • 89歳の精神科医が肩の力を抜いて生きる術を教えてくれる。
    働くことに生きがいややりがいを求めすぎなくてもいい、とか、執着しない、とか、他人ではなく自分が快適に過ごすためにエネルギーを使う、とか。
    ちょっとずつでも身についたら心地良く生きられそう。

    ・「お金のために働く」でいい
    ・しんどい思いは、あとになるといちばん大事な経験だったと感じられる。だから、一つもムダにはならない。
    ・他人には他人の人生、自分には自分の人生があることを徹底して線引きしていくと、余計な軋轢も、ストレスも少なくなる。

  • 人の悩みは、ほとんどが人間関係に起因すると言われます。

    職場で発生する問題も、必ず人間関係が介在します。
    その結果、仕事そのものが苦痛に感じるようになる人もいます。

    しかし、どこに行っても、この問題から逃れることはできません。

    本日ご紹介する本は、
    このような逃れられない問題を
    少しでもうまくやっていく考えを紹介した1冊。


    ポイントは
    「解決ではなく改善」

    人間関係の問題は、完全に解決できるものではありません。
    人の考え方や価値観が違うのはあたりまえで、
    自分の力で他人を変えることはできないからです。

    他人は変えられないとしても、自分の考え方を変えて、
    少しでも悩みや苦痛を感じないようにすることはできます。



    「期待」

    どこまで行っても、人は一人。
    自分以外は全て他人です。

    そして人間関係は水物。
    ちょっとしたことで引っ付いたり、離れたりするもの。
    だから人には期待しないほうがうまくやっていけます。
     

    人にお願いしたことは、できるかもしれないし、できないかもしれない
    ぐらいに思っておいたほうが無難です。


    「損得勘定」
     

    人との付き合いには、
    気が合うからということとは別に、
    多少なりとも損得勘定の心も持ってしまうもの。

     
    欲を持ちすぎている人は、損得勘定で人と付き合います。
     
    不快だったり傷ついたりしたと感じたら、「この人はそういう人」と思って、
    距離の取り方を変えましょう。
    0か1か極端にしなくても、それなりにうまくやっていくことはできるはずです。


    人間関係に「辛抱しない方法」を考えるのではなく
    「同じ辛抱でも、いかにラクできるか」を考えることが重要です。
    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    仕事を変えても、パートナーを変えても、イヤなところは必ず出てくる
    他人さんを変えることなんか無理
    自分にとって「心地よい人」と付き合うようにする
    ウジウジあれこれ考えないようにするには、暇を作らないことに限る
    どんな元気そうな人でも悩んでいない人はいないことを知る
    完璧を目指して挫折するよりも、不細工でも続けていくことのほうが大事
    人生の結果はすぐには出ない。まずはおろそかにしないことが大事
    まわりの人たちとほどよい距離を保ちながら心地よく付き合っていくこと
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 なんのために働きますか?
    第2章 期待しないほうがうまいことやれる
    第3章 人間関係には、妙がある
    第4章 心を平静に戻す
    第5章 あれやこれやを、両立していくには
    第6章 「日々たんたん」な生き方
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • 仕事・人間関係・結婚・出産・子育てなど著者が人生の中で感じたうまいことやるための習慣を教えてくれる本。

    ・幸せかどうかなんて気にしなくていい。
    ・ひとは1人で生きるもの。
    ・仕事は途中で投げ出さないのが一番大事。
    ・仕事の目的がお金でもいい。

    自己実現しよう!というのはもちろん良いことだと思うけどそれを目指すので苦しさも感じる人も多いと思う。

    そんな中でホッとひと息つけるような肩の荷を下ろせるような本だなと思った。

  • 与えられることをあたりまえだと考えてはいけない。もらったものに感謝をする。そして、それ以上は望まない。
    勝手に期待して、勝手に裏切られたと思うよりもうまい生き方だと思う。

  • 【己で責任をとる覚悟があるかどうか。】

    こいつぁ良書だ。

  • ・仕事の生きがいややりがいは自分がで生活を養うことができるようになってから、ぼちぼち考えればよい。人生は長いのだから。
    ・目の前のことに素直に取り組んでみる。大層な目標や志に目を向けてばかりだと、目の前のことを見落としがちになる。
    ・仕事の好き嫌いなんてちょっとしたもので、だいたい人間関係で決まることがほとんど。
    ・結局どこの場所に行っても100%満足のいく環境などない。大切なのは、その場所で自分がどうしたら快適に過ごせるかを考えること。
    ・自分が苦手である人には当たり障りなく接して、気がいそうな人と楽しく接することが大切。
    ・どこまで行ったって、人は1人。
    ・情というものは一見いいものに見られがちだが、裏を返せば他人への執着であり、こちらの身勝手さの証。
    ・来るもの拒まず、去るもの追わず。
    ・目が覚めるようなアドバイスをしなくても、自分と同じところまで降りてきて話を聞いてあげるだけで、その人は少し救われる。
    ・自分の弱いところを曝け出せる人間関係があれば、人はなんやかんやうまくやっていける。
    ・小さな親切はケチケチしない方が、その人と仲良くなれる。
    ・話し合いがうまくいなかった時は、次の日に自分から声をかける
    ・仲良くする人は好き嫌いで決める。損得勘定できめると、いいことはない。
    ・先のことなんてわからない。目の前のことに一生懸命になること。
    ・しんどい経験とは、新しい物事の見方を学べる機会。だから、うまくいかない時は立ち止まってはいけない。
    ・「うまくいかないからがんばろう」じゃなくて「うまくいかないけど、ぼちぼちいきましょう」ぐらいの気概がちょうどいい。
    ・無理だなと思ったら、SOSをだす。そっちの方が生きやすくなる。
    ・少しずつ手放していかないと、子供の成長は止まってしまう。

  • 自分の人生のためになる心の持っていき方や、ヒントがたくさんある素敵な本だった。

  • 周りと比べて、自分も何ものかにならないと、と思うことがありますが、背伸びせずに「自分らしく」生きていくことが幸せなのだと気づくことができました。

  • 欲を持ちすぎない心持ちでもいいのかもしれない。

全52件中 11 - 20件を表示

中村恒子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐々木 圭一
えらいてんちょう
メンタリストDa...
松下 幸之助
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×