未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書) [Kindle]
- 講談社 (2018年5月17日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (242ページ)
感想・レビュー・書評
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日本を始め、先進国共通の悩みなのでしょう。
子供を作らないのを選択してしまう夫婦が多い。
1人しか育てられないという社会環境もあり、2人目、3人目が出来ない社会なので縮小する社会を前提とした仕組み作りを大急ぎで作り直さないといけないと警鐘を鳴らす問題提起な本だった。
片や、インド、アフリカでは、人口爆発と言われているのにである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【文章】
とても読みやすい
【ハマり】
★★★・・
【気付き】
★★★・・
今後人口が減って行く日本では、必然的に経済が縮小していくことになる。
無理に今の経済を維持しようとするのではなく、社会のあり方を効率化して戦略的に縮小していくべき。
不便になるところも出てくるだろうが、それもポジティブに受け入れていく必要がある。 -
日本は、平均寿命と健康寿命の差が大きい。
オールドボーイズネットワークが強固すぎて、女性の再就職が難しい。女性は蚊帳の外に置かれている。参考に出来る先輩も少ない。
晩婚晩産、ダブルケアというリスクを考えておく。
「変化」があるところにチャンスあり。
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個人の生活にフォーカスする形で、人口減の影響を予言した一冊。
前著より読者をより大袈裟に怖がらせている感があり、前著のマイナス点も引き継いでいた。個人的な所感だが、一冊目だけで十分か。 -
少子高齢化の影響を前著より身近な話題において取り上げる。
その複合的かつ連鎖的な波濤はややもすると「そんな馬鹿な」と独りごちたくもなるが
数字上の試算から見えてくるその空想地味た現実の像は
近現代で等比級数な伸びを実現した人口分布の一つの終着と言えるのだろうか。 -
これが2なら先に出たほうが1とすると、1の方が読みごたえがあったかな。
2番煎じ感を否めなかった。 -
人口動態に伴う未来の予測。
少子化、高齢化社会が政府・自治体などに及ぼす影響と、それに対する施策を提言していた前作。
本書では、個人レベルにおいて、少子化、高齢化社会がどのような影響をもたらし、どのような対策をするべきかを述べたもの。
やはり、人口減少は、社会基盤の衰退。インフラの劣化を招くという重大な問題だと認識させられる。
しかし、国(政府)、あるいは、個々人が、この現実から目を背けてしまっている状況が怖い。
この迫り来る未来を切実に考える必要があるのだが…。