カササギ殺人事件 下 〈カササギ殺人事件〉シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 良く考えられた作品、再読したい。

  • 面白かった!
    アガサ クリスティーの作品のような展開の小説とそこに絡まる別の事件が交錯して読み終わった後はひとつで二度おいしい気分。

  • 惜しむらくは下巻がどう始まるか知ってしまって読んでしまったことだが、これは捻っているようでものすごく正統派なミステリ作品。フーダニットってこうだよね、とか、怪しい人物が次々と出てくるところとか、パズルの精緻さも面白い。多分何も考えず下巻を読み始めると余計に楽しめるし、もう一度丹念に伏線を拾って読むのも楽しいかもしれない。翻訳もとても素晴らしかったと思う。なかなかこういうミステリの翻訳は難しいと思うのだが、巧い。

  • 2019/01/06

  • 作中作の〈カササギ〉の真相も、それを書いた作家アラン ・コンウェイの死にまつわる謎も、ダブルで鮮やかに解き明かされます。二重螺旋のように

  • そうだった。物語の中の物語だった。
    構成としては素晴らしい。謎を残したまま、別の謎を探る展開。
    ただ、また人物紹介的なパートが始まるので、上巻の加速が失速してしまうけど。
    どちらとも、容疑者たくさん。
    話は納得がいくし、伏線もほぼ回収されている。
    使用人の解雇理由ぐらい?
    現実の作者と姉が嫌悪感があって良い。

  • とにかく面白かった。下巻の解説が全てを語っているけど、なんの知識も入れずに読む楽しみもあるから、クリスティとか好きな人はまず読んでみたらいいと思う。好きなタイプのミステリでした。

  • すばらしい。クリスティのオマージュの作中作も、現実世界の謎もよく練られていて、なによりいいと思うのは、ミステリの入り口としてもいいし、既存のミステリファンも大いに楽しめるところ。クライマックスのこの小道具、最高じゃない?

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著者プロフィール

Anthony Horowitz
イギリスの作家。1979年、冒険小説『Enter Frederick K. Bower』でデビューし、YA(ヤングアダルト)作品「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズ(集英社)がベストセラーとなる。ドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の「シャーロック・ホームズ」シリーズの新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』(KADOKAWA)なども手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』は、日本でも「このミステリーがすごい!」「本屋大賞〈翻訳小説部門〉」の1位に選ばれるなど、史上初の7冠に輝く。続く『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『ヨルガオ殺人事件』(以上、東京創元社)も主要ミステリランキングで首位を取り、4年連続制覇を達成した。


「2022年 『ホロヴィッツ ホラー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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