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感想・レビュー・書評
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平成、特にオウム事件周辺から東日本大震災までの宗教の変化についての論じ方だか、最終章の中島岳志さんのまとめ方が良かった
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元号に変わる時代の大きな節目を契機に、宗教を軸にして考える社会論。多少は世界的な広がりもあるが、各著者がオウム真理教や東北大震災を大きな契機と据えていることからも、日本社会論として捉えられる。総じて、自己肯定感を高く持つことができず、生きることに対する希望や意義を見出し難くなってきている「生きづらさ」を指摘し、そこに宗教の役割を見る(方向性が間違うとオウムになる)。何というか、日本ってどうしてこんな風になっちゃってるんだろうなぁと思わざるを得ない。
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