おうむの夢と操り人形 (Kindle Single) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「これはオッカナイ世界になるな〜、これから。」って思わせといて、最後は「やっぱ、人間っていいな」ってなる。
    なんか、ホッとした。

  • アンドロイドの「パドル」は、おうむの返しのようなやりとり「パロットーク」で人と話し、人のような動作で家事などをこなす。ロボットがいれば人はいらないのか。ロボットでは人の代わりにはならないのか。20年後、人とロボットはどのように共存しているのだろう。この物語の世界観が現実になる日も、そう遠くなさそうだ。

  • たしかに人も会話に困ったらおうむ返しするもんなー

  • 面白かったです。
    なんだか実現しそうな未来…パドルみたいなロボット?はもうあるし、ワゴットも出来そう。
    でもパドルのオウム返し機能で会社の運営が成り立ってしまったらと思うと薄ら寒くなりました。

  • ※Kindleprimereading

  • 僕の読解力ではまったく理解できなかった( ;∀;) ジーンマッパーを書いた人だったのね。

  • ロボットとAIが見せる未来。介護の現場で起こる人間の対応の変化、CEOまでも自然に置き換える対話AI。想像力を掻き立て、ありそうな未来を暗示している。

  • 藤井太洋氏初読。オリンピックが終わり倉庫に眠っていたパドルという接客ロボットを、主人公の山科が安価で購入し、シェアハウスで共に暮らす飛美と再び社会に送り出す物語。最近見かけなくなりつつある某大手携帯キャリアのPくんが、将来こうなるのではと思えるとてもリアリティある話。実際に介護施設等でお年寄りの相手として犬のロボットを導入したというニュースは見たことがある。ソフトウェア開発会社の元エンジニアという経歴を活かした作品。

  • SF小説で近未来を楽しむというより、身近なロボットの豆知識やインフラを開発している企業の裏側を垣間見ているような感じ。
    福祉の現場で使われるロボットの是非と、人間の尊厳の折合いをつけないといけないというところに、メッセージ性を感じた。

  • 老人ホームの話し相手ねー
    いいのか悪いのか判断できないなー
    特に胸に親族の画像を映し出すアイディアは
    思わず声がでた
    うわやったよいいのかよそれで、と

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著者プロフィール

藤井大洋:1971年鹿児島県奄美大島生まれ。小説家、SF作家。国際基督教大学中退。第18代日本SF作家クラブ会長。同クラブの社団法人化を牽引、SF振興に役立つ事業の実現に燃える。処女作『Gene Mapper』をセルフパブリッシングし、注目を集める。その後、早川書房より代表作『Gene Mapper -full build-』『オービタル・クラウド』(日本SF大賞受賞)等を出版。

「2019年 『AIが書いた小説は面白い?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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