さよならミニスカート 2 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 : 牧野あおい

• 集英社 (2019年3月25日発売)

感想・レビュー・書評

[たなかさんの感想 · 2021年8月5日]

1 巻を読んだあと、これは読み続けるのが辛いかもしれないと思い、少し間をおきました。2 巻まで読んで、少し息が継げるように思いました。女の子たちのそれぞれがもっている欠片が自分のなかにもあって、幼かった頃から現在までの、そのときどきの自分が感じていたことや、とってきた行動をいろいろ思い出して、なぜ、そういう時間を過ごさなければならなかったかを思い、やるせない思いでいっぱいになる。女の子たちがみんなそれぞれの思いを抱えているなかに堀内くんがいて、かれにはかれで、男の子であることの葛藤がある。そのたくさんの子どもたちのなかに、掬われることのなかった思いがたくさんあったのだと思い、そういうことのない、すくなくとも最小限で済むような世界をつくっていかないと、と切に思います。

[castagnaさんの感想 · 2020年4月11日]

堀内光くんにドキドキ
真犯人は誰なのか

[しろたさんの感想 · 2020年1月2日]

長栖さんがうるさい以外をいうようになったら、さらに深みに到達できる気がする。

[chokusunaさんの感想 · 2019年4月2日]

２巻まで読了。ある事件がきっかけで、アイドルを引退し、名前も変えスカートもはかず高校に通うにな。爽やかで柔道部で妹のことが心にわだかまるもになに優しく接し理解しようと努める光。女子を苦しめるさまざまな呪縛を描きつつ、それでも…と希望を抱かせてくれる。

著者プロフィール

2008年『青のツバサ』が『りぼんスペシャル』春の大増刊号に掲載されデビュー。