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- / ISBN・EAN: 4562474208055
感想・レビュー・書評
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認知症は残酷で切実なテーマだけに各国の作品に取り上げています。本作は妻や娘たちの愛情に包まれて、これ以上ない幸せな人生のエンディングでしたね。松原さんがいつまでも可愛らしい妻像を好演され、男たちの女神ぶりは変わりなく健在でした。夫婦愛は確かに伝わりましたが、他の人物のエピソードは中途半端です。2時間あまりの作品なのに、脚本家の力不足が残念でした。
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Hulu視聴
本も読みましたが映画の方が好き。
竹内結子、蒼井優姉妹も良かったけど、
山崎努夫婦が圧巻。
頭をポンポンするシーンや、孫とのやりとりもほっこり良かったけれど、
メリーゴーランドのシーンは、家族の温かさに泣きそうになった。
それからプロポーズのシーンも。
認知症になることが、少し怖くなくなったかな。 -
劇場で観ました。山崎努さん、お久しぶりに演技を拝見しました。枯れた重い演技、さすがです。周りを固める役者さんもとても良いです。自分の親、自分自身の老をヒシヒシと感じている私にとっては人ごとではない。そんな感じです。
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中島京子さんの小説がとてもとても良かったので、映画は見るのをためらった。
それでも見て本当に良かった…。
こちらもとても良い映画だった。
小説を大事にしながら、映画でしかできない表現で描かれる「長いお別れ」。
俳優がどなたも見事で、久しぶりに演技の素晴らしさに泣いた。
そう、もう5分に1回くらい泣いてて、でも同じくらい笑いもして。
私は映画はあまり繰り返し見ないのだけど、この映画はまた見たい。 -
私も父の年取っていく姿を見たかった。
「生きている限り生きていてほしい」って言葉、響いたな -
蒼井優に注目して観はじめましたが、キャストそれぞれ演技が良く、特に竹内結子は名女優だと改めて思いました。そして監督は中野量太ということで、何故今まで見てなかっただろうと思いました。
認知症という難しい演技だとは思いますが、それを支える家族もリアルでそれぞれの声が素晴らしいと感じました。
やはり蒼井優の演技は良く、強さも弱さも表現され、引き込まれました。 -
劇場にて。原作読んでます。
いくつになっても誕生日は家族で三角帽子を被るとか、お家のルール、いい。
山崎努のお尻を世話する蒼井優、まあ俳優さん達はすごい。
今はなき豊島園のメリーゴーランドがノスタルジーを沸き立てます。家族、じわじわっといい。