長いお別れ [DVD]

監督 : 中野量太 
出演 : 蒼井優  竹内結子  松原智恵子  山﨑努  北村有起哉  中村倫也  杉田雷麟  蒲田優惟人 
  • TCエンタテインメント
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474208055

感想・レビュー・書評

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  • 認知症は残酷で切実なテーマだけに各国の作品に取り上げています。本作は妻や娘たちの愛情に包まれて、これ以上ない幸せな人生のエンディングでしたね。松原さんがいつまでも可愛らしい妻像を好演され、男たちの女神ぶりは変わりなく健在でした。夫婦愛は確かに伝わりましたが、他の人物のエピソードは中途半端です。2時間あまりの作品なのに、脚本家の力不足が残念でした。

  • Hulu視聴

    本も読みましたが映画の方が好き。

    竹内結子、蒼井優姉妹も良かったけど、
    山崎努夫婦が圧巻。
    頭をポンポンするシーンや、孫とのやりとりもほっこり良かったけれど、
    メリーゴーランドのシーンは、家族の温かさに泣きそうになった。
    それからプロポーズのシーンも。
    認知症になることが、少し怖くなくなったかな。

  • 劇場で観ました。山崎努さん、お久しぶりに演技を拝見しました。枯れた重い演技、さすがです。周りを固める役者さんもとても良いです。自分の親、自分自身の老をヒシヒシと感じている私にとっては人ごとではない。そんな感じです。

  • 中島京子さんの小説がとてもとても良かったので、映画は見るのをためらった。
    それでも見て本当に良かった…。
    こちらもとても良い映画だった。
    小説を大事にしながら、映画でしかできない表現で描かれる「長いお別れ」。
    俳優がどなたも見事で、久しぶりに演技の素晴らしさに泣いた。
    そう、もう5分に1回くらい泣いてて、でも同じくらい笑いもして。
    私は映画はあまり繰り返し見ないのだけど、この映画はまた見たい。

  • 竹内結子出ているし何となく観てみるか〜という軽いノリで鑑賞スタート。
    すごい良かった。
    山崎努すごい!!山崎努の演技がすごすぎて、一気に自分まで東家の娘になってしまった。

    人工呼吸器をつけるかつけないかとなった時、
    「治すためではない」確認を医師としたことや、
    「生きたいる限り生きていてほしい」と願ったこと。
    全然関係ないけど本当に関係ないけど、難治性の病を抱える息子をもつ私にとって、なぜか共感?に近い感覚を覚えたし、とにかく泣けた。
    そうだよねって泣けた。

    原作は『小さなおうち』で有名な中島京子の同名小説。こちら絶対読みたい!!

  • 私も父の年取っていく姿を見たかった。
    「生きている限り生きていてほしい」って言葉、響いたな

  • 蒼井優に注目して観はじめましたが、キャストそれぞれ演技が良く、特に竹内結子は名女優だと改めて思いました。そして監督は中野量太ということで、何故今まで見てなかっただろうと思いました。
    認知症という難しい演技だとは思いますが、それを支える家族もリアルでそれぞれの声が素晴らしいと感じました。
    やはり蒼井優の演技は良く、強さも弱さも表現され、引き込まれました。

  • 俳優陣,特に山崎努の演技が光る.

  • くりまっちゃうね。

  • 劇場にて。原作読んでます。
    いくつになっても誕生日は家族で三角帽子を被るとか、お家のルール、いい。
    山崎努のお尻を世話する蒼井優、まあ俳優さん達はすごい。
    今はなき豊島園のメリーゴーランドがノスタルジーを沸き立てます。家族、じわじわっといい。

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著者プロフィール

1973年京都府育ち。京都産業大学卒業後、日本映画学校に入学。2000年卒業制作『バンザイ人生まっ赤っ赤。』が日本映画学校今村昌平賞、第1回TAMANEWWAVEグランプリなどを受賞。卒業後、助監督やテレビディレクターを経て、自主短編映画『ロケットパンチを君に!』で、ひろしま映像展2006グランプリ、第10回水戸短編映像祭準グランプリなど7つの賞に輝く。2008年文化庁若手映画作家育成プロジェクトに選出され、35mmフィルムで制作した短編映画『琥珀色のキラキラ』が高い評価を得る。自主長編映画『チチを撮りに』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012にて、日本人初の監督賞を受賞、第63回ベルリン国際映画祭を皮切りに各国の映画祭に招待され、国内外で14の賞に輝く。2016年商業デビュー作となる『湯を沸かすほどの熱い愛』が、第40回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞など、国内映画賞で35冠。第90回米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表に選ばれる。2019年初の原作モノとなる『長いお別れ』を5月に公開、ロングランヒットに。独自の感性と視点で、家族を描き続けている。

「2020年 『浅田家!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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