赤毛のアン (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 名作「赤毛のアン」読んでなかった。こんなお話だったのかー。惨めさとか、陰鬱さとかそういうものとは無縁。直向きに、明るく、等身大に周囲の人に、自然に感謝しながらエネルギッシュに生きていくアン。ギルバートプレイスと仲直りしてよかったね。続編タイトル見ると、結婚して子どもまでもうけるんですね。

  • 若い頃からよんでおきたかつた。
    素晴らしい作品。
    アンの表現力を見習いたい。

    マシューが亡くなったあとのアンやマリラの気持ちの描写は、肉親を失った時に私が感じたそのものだっだ。

    どこにいても、希望を見つけて前を向くアンの姿勢に勇気をもらった。

    たとえ義務であっても、心を開いて当たれば良き友なる。

  • 赤毛のアンは何度も読んでいますが、松本侑子さんの訳は初めてです。
    村岡さんと大きく違ったら、感想も変わるのかな?と思いましたが、そんなこともなくまた感動しました。
    アンが大人に差し掛かる描写が特に素晴らしかったです。

  • 20年以上前に読んだ時はその面白さが分からなかったのだけれど、改めて触れると要所要所でクスッと笑ってしまうような面白さを感じる。
    前回読んだ時は空想家アンの滑稽さみたいなものが私にもあって、それがいたたまれなく感じたんだけど大人になったのでほほえましい気持ちで受け入れてしまえるのでしょうか・・・大人になったなぁw
    設定が似ている(赤毛の孤児で勉強ができて妄想家)のと同時期にアニメで見たこともあって私の足長おじさんとごっちゃになって覚えていたので読み返してよかった気がします。
    最後にモンゴメリの人となりが書かれていてそこまで読んで「なるほど、そういう人がこの時代に書いてこうなるのか!」と感心するなどしました。

  • こんなに愛に溢れたお話だったんだ。大人になり始めてちゃんと読みましたが、大人も十分に満足させてくれる物語でした。大好きになりました。

  • 202010/脚注に惹かれ松本侑子先生訳版で再読。買ってよかった。

  • いわずと知れた有名作
    時を超え読み継がれる世界的名作
    主人公の魅力、舞台風景描写、話運びの上手さは
    その名に違わぬ素晴らしさ
    訳者も愛のこもった元ネタ解析ぶりで
    捜索苦労話も微笑ましい
    アンの11歳から14歳くらいまでの内容は
    まさに「世界名作」としか言いようがなく
    そこで完結していればと余計なことを思わないでもないが
    それでもなお歴史的傑作には違いない
    アンの心情よりもマシューやマリラの視点にたち
    さらにリンド夫人やミス・バリーのような一歩おいた立場で
    この主人公の世界と作者の描く夢を眺める視点に立つとき
    それでもなおその狭い世界の豊さ眩さが目に残る

  • 文章がところどころでキラッと光るお話でした。

  • 神は天にあり、この世はすべてよし

  • 引用が豊富で時代背景を理解しやすかった。初めて読んだけど面白かった。

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