不真面目な批評家、文学・文化の英語をマジメに語る シェイクスピアはなぜ「儲かる」のか? EJ新書 (アルク ソクデジBOOKS) [Kindle]
- アルク (2020年4月8日発売)
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感想・レビュー・書評
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英語文学作品や映画などを題材として、そこで使われる英語について語っているエッセイ集。どれも原文で読んだ経験はないのでフンフンなるほどと読み進めるしかないが、英語にまつわる小ネタ集といった所。全部で10章+コラム2つだが、その気になれば一日で読める分量だ。
それぞれの解説は面白いものの、語学レベルが私くらいだともっと基本的なことをしっかり覚えるべきだろう。本書で紹介されているような言い回しに実際に遭遇することは考えにくい。ただ、言語としての英語の背景にある文化、イギリス人の発想や常識についてある程度理解する役には立つ気がした。 -
文学や映画などを通じて、「非実用的」と言われることのある英語を学ぶ大切さと楽しさを説く。読み物として単純に楽しい。「実用的」な英語に偏重している身としては、この「非実用的」と言われる英語にこそ苦労しているし、必要性を痛感している。中学1年生の息子がスラスラ読んで楽しんでいる小説(英語)も相当苦労して悔しい(語彙力診断したら、僕が9000語レベルに対して息子は13000語レベルだったので、そりゃ差はあるわけだけど)。楽しんで英語に触れ、何だろうこの表現、と好奇心を持ち続けることが大事だな。
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p.2020/9/20
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