青い鳥文庫は児童向けが多いと思っていたので、こんなにちゃんとしたミステリーの作品だったことに驚きました。学校のクラスの正義は、誰か一人を悪者にするってよくあったなーと自分の小学生時代を思い出してしまうぐらいリアル。家族に不良がいるからとて、その家族までみんなそうかとはならないけど…小学生とかだと連想ゲームのようにそう思ってしまうのかもしれませんね。図書館B2捜査団の内容もかなり面白い!メンバー個性的だけど、1番謎なのは…一本木くん。本当に中学3年生?と疑いたくなるような、洞察力。家がお金持ちっていうのはあるのかもしれないけど、やる事なす事半端ではなかったです(笑)
個人が思うの許せないものを解決するための組織というのが、面白いなって思いました。人間の心理だなって感じるところも沢山あったし、負の連鎖って止めるのにはやっぱりきっかけが必要ですね。まだ他のメンバーの許せないことも出てきてないので、続編が楽しみです!