文系でもよくわかる 日常の不思議を物理学で知る [Kindle]

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  • 山と溪谷社
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感想・レビュー・書評

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  • 前作の『文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る』が結構面白かったので、同じシリーズの本作も読んでみたが、なんか小難しくなったような気がする。「日常の不思議」の説明は確かに「へー」と唸る部分なのだけど、宇宙と比べて元々のワクワク感がないからだろうか。そういう意味では自分の好奇心が足りないのかもしれないなと軽く凹みつつ読了。

  • 子供の何、何故に答えるような内容です。
    最新の技術に対応した物理学が難しい用語なしで解説されているものはなかなかないので、個人的には前著『世界の仕組みを物理学で知る』より興味深く読めました。
    2章のスマホに使われている物理学の『「5G」はなぜ大容量なのか』『どうして指紋が認識できるのか』『電波は身体に悪いのか』5章の医療を支える物理学の『指を挟むだけで血液中の酸素量がわかるのはなぜ?』
    が特に面白かったです。
    逆に1章は前著『世界の仕組みを物理学で知る』の内容の上辺が多く、前著を読んでいなければ理解できないし、前著を読んでいれば読む必要もあまり感じませんでした。
    目次を見て、まず、興味がある章から読むと良いと思います。

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著者プロフィール

■松原 隆彦(マツバラ タカヒコ)
高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所・教授。博士(理学)。京都大学理学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。
東京大学、ジョンズホプキンス大学、名古屋大学などを経て現職。主な研究分野は宇宙論。
2012年度日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞。
著書は『現代宇宙論』(東京大学出版会)、『宇宙に外側はあるか』(光文社新書)、『宇宙の誕生と終焉』(SBクリエイティブ)など多数。

「2020年 『なぜか宇宙はちょうどいい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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