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感想・レビュー・書評
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いつの時代も「グーグー」と腹のアラームが鳴ると何かを食べる。古代の人々は何を食べていたのか興味がある。
今回の本では、古代メソポタミア飯を知ることができる。しかも、材料も載っているので、実践することもできる。
「ギルガメッシュ叙事詩」という古代メソポタミアのシュメール語で書かれた叙事詩だ。伝説のウルク王ギルガメッシュを主人公として展開する。
古代メソポタミア文明で当時の人々が実際に味わっていた料理を再現している。
パン、肉・魚料理、焼き菓子などが載っている。甘い物好きとしてはどんなお菓子を食べていたのか気になる。
ごま油が香ばしいバビロニアの病みつきクッキー「クルップ」は、神殿儀礼のエッシェシュ祭で出された焼き菓子だ。このエッシェシ祭は長い歴史を持っている儀式だ。
作り方は以下の通りだ。
1.大麦粉、エンマー粉、セモリナ粉、細かく刻んだデーツ、レーズン、ハチミツ、ごま油、牛乳、ビールをボウルに入れて、よくかき混ぜる。
2.よくこねたら、手で生地を1つまみして小さい丸形にし、クッキングシートを敷いた天板に均等に乗せていく。
3.180℃に予熱したオーブンで30分焼き上げて完成。
著者は、ごま油の香りが食欲をかきたて、デーツとレーズンの食感や甘みが生地にマッチして、手が止まらなくなるスイーツと述べている。
ごま油の香ばしさとレーズンの甘み、いいコラボだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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