ブルーピリオド(9) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 猫屋敷先生。

  • 世田介くん、かわいい><。でも、八雲くんもかわいくて好き><。
    今回は八虎くんと世田介くんのラブラブな話だった! この二人、早く仲直りしないかな~♪。
    八雲くんも、どうして八虎くんを気にしているのか、この巻で分かって良かったー!
    美術の話も色々勉強になって面白かった!

  • 8巻はなんか普通の学園モノみたいな内容になってしまったのでここまでかなあと思ったのですが、再びストーリーが動き出した感じにもどってよかったです。

  • 美術の話なのに触れないの珍しいかな? と思ってた努力と才能の話する……? 世田介くんとのタイマン(違う)たのしみです。ベラスケスとフレスコ・モザイク絵画の説明めちゃくちゃわかりやすかった……。

  • この作品で一番好きなのは猫屋敷先生かなぁ。今回もかなり鋭い&怖いこと言ってた。
    猫屋敷先生は「自分の持てるものすべてを使う・出し切って表現」することが芸術、という考え方なのですね。だから力の出し惜しみをするのが嫌い。だから世田介くんに「うまいのは分かったからさ 頭使ってよ 君にこういうの求めてないから」なんて言ったり、彼氏の愚痴をこぼした学生に「そのプライドって作品よくするより大事?」なんてことを言うんですよね。しかもそういう発言の時の目がサイコチックで怖い。
    でも気になって仕方ないキャラ。今後も注目して読みたい。

    しかし本筋は世田介くんと八虎くんのすれ違いなんですよね。世田介くんが抱える闇がポイント。子どものころお母さんに言われたこと?それだけじゃないか。
    ひょっとしたら世田介くんは絵を描くの、嫌いなのかも。

    芸術を志す人達ってめんどくさい人が多いの?それともめんどくさい人にならないと生みだせないのが芸術なの?むずかしい。

  • 芸祭編の続き。個人プレイで創作をしてきた一年生たちが神輿の完成のために力を合わせる……とだけ言うと単なる青春物語のようだが、みんなで作ること、そしてその後に課題として出されたフレスコ画、モザイク画の製作とに通じることがあって、それは『大学に通っているからこそできる経験値を稼いでいる』ことだ。特に個人主体の芸術分野(ワシが通ってた文芸という分野も基本的にはそうなる)の人にとって、この経験はかなり得難い。それをきっちり描いているように見受けられる。

    あと今巻で感じたのは、猫屋敷教授の底知れなさとその恐ろしさ。森先輩と違う意味で、本気モードに入った時の顔にゾッとさせられる。

    と、もうひとつ。努力と才能の話。でもこれはきっと先の巻でもっと掘り下げられていく気がする。 創作の場に限ったことではないが、創作の場ではこの「努力と才能」ってものすごい考えさせられるファクターで、努力の人も才能の人も悩むのよね。。。

  • また面白くなってきた
    あの先生すごそう

  • 《お 俺はそのー...
    努力人間だから
    才能ある人
    羨ましくて...

    あんたも持ってるだろ
    努力できるのは
    才能なんだから》

    教授の中で一番、物わかりがいい印象だった猫屋敷先生は、作品のために自分のすべてをギブしている人であった。
    自分の持っているもの全部、捧げて戦う人は好きだけれど、怖さも感じる。

    大学1年の八虎は、基本、ずっと足掻いてるだけのように見えたけど、ここに来て、少し強くなったのだろうか。
    9巻の最後で、世田介くんに声をかけて、その後どうなるのか、続きがとても気になる。

  • 文化祭の話の続きから。

    大学に入ってからの話は、登場人物が多くなってごちゃごちゃしてきたのもあって、ちょっとわからなくなってきちゃってました。あとから一気に読み返したら、もっと楽しめるかも、と思いながら読んでるところ。

    9巻の最後のほうでは、予備校時代からの登場人物、世田介くんの話になってきたので、先が気になる。

  • マンガとはいえ息苦しい世界だねえ。登場人物の誰にも感情移入もなにもできない。

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著者プロフィール

東京都出身。東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、 「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい! 2019」(宝島社)オトコ編第4位、「みんなが喜ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位、「マンガ大賞2020」第1位、講談社漫画賞総合部門を受賞。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。


「2021年 『ブルーピリオド(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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