内定者への手紙 リードザセルフ! ー自分の取り扱い説明書をつくろうー (SHOWS Books) [Kindle]

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  • 2021年4月29日発売
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  • 北野唯我氏の内定者への手紙シリーズ。31歳になる私にとっても、「自分をご機嫌にしておく理由」は非常に学びになった。社会人歴6年だが、キャパシティーを超えて働きすぎたり、SNSで大学時代の友人の活躍を見て劣等感を覚えたりと、うまくメンタルを維持できないことがある。
    そのため、本書に書いてあった、
    ①日常でネガティブに陥ることは想定内として、ダウンマネジメント(メンタルを正常に戻す)を考えておく
    ②ダウンマネジメントとして、混乱要因(不安で思考停止していること)について、事実・解釈・ネクストアクションを紙にかく
    ③ダウンマネジメントの対応策を自分なりに見つける
    ④自分にとって学びのある環境ならば、経済メディアと読書は、それを補えばよい
    ⑤Must(会社からのタスク)に対して、意義付けをして、自分なりに楽しむ工夫をする

  • 目的:自分で自分の期限を取り、幸せに働くため

    ご機嫌である状態…愚痴や不満を最小限に抑え、前向きで相手への心配りがあり、話していると相手がエネルギーをもらえるような状態

    ・アンガーマネジメント…怒りに狂いそうになった時にまず最初に何をするのかを事前に決めておくこと
    ・ダウンマネジメント…深い悲しみに堕ちそうになった時にまず最初に何をするのかを事前に決めておくこと
    →事前に上記の感情を完璧に防ごうとすることでなく、長引かせないようにする

    ・投資活動(自己投資含む)で重要なのは「どれくらい投資すべきなのか?」という、そもそもの上限を設定する
    ┗例)1ヵ月分の給料を投資に回す

    ・Will, Can, Mustに引き寄せて考えること
    …ジョブクラフティング

    アクション
    ・自分の取り扱い説明書を作成してみる

  • ①内定者への手紙1~3に書かれていることを仕事で実践する。仕事のルールを分かっていないと、強みを伸ばしても活躍できないから。
    ※優れた職場ならルールを教えてくれるが、そうでない職場では自分で学ぶしかない。
    ※自分の精神的健康だけを目的にしてストレスを避けていると、キャリアの後半で苦しくなる。
    ※SNSで反対意見をわざわざ見る必要はない。それは会社内でできる。

    ②悲しみを感じたときは、外の空気に当たって頭を冷やす。最初に何をするのかのルールを決めておくことが、ネガティブ感情への対処に有効だから。
    ※感情への正しい対処とは、感情を生じないようにすることではなく、生じた感情を長引かせないことである。

    ③買うものの金額を一桁上げる。自分を次のステージに連れていってくれるから。
    ※似たような価格帯の場合、企業が想定しているターゲットは同じである。

    ④紙に書き出すときは「事実」「解釈」「ネクストアクション」に分けて書く。課題を分離し、事態を正確に捉えることができるから。
    ※不安や心配をなくすことはできない。避けるべきは唯一「混乱」である。

    ⑤著名人の自伝を読む。進もうとしている道の性質や、そこで生じる苦労が分かるから。

    ⑥サードコミュニティをつくる。自分とは「違う何か」を持っている人たちと触れ合えるから。価値観が広がることで、他の場所でも生きていける実感が得られる。

  • シリーズ通して読む気を削ぐ文章だった

  • "リーダーシップの旅"という本の引用からリードザセルフというタイトルのようです。
    本書は、自分を適切に導くために、なるべく自分を快適な状態にするようにしましょうという内容です。非常に読みやすく実践的ですが、印象に残らないというのが正直な感想です。
    ですが、本書で紹介されている"リーダーシップの旅"という本を知れただけで、本書を読んだ価値がありました。

  • 何よりも自分がご機嫌に健康的に生きるために、
    まず自分を理解しましょう。という本です。

    読むだけなら30分で終わりますが、
    中にあるワークシートをやりながら丁寧に進めるのが本来の読み方だと思います。

    後半は健康生産性を上げるためにおすすめな方法が書いてあります。

    個人的には、「古いものを捨てれば新しいものが入ってくるが、その逆はない。古いものを捨てる」
    これが刺さったので、週末に断捨離でもします。

  • 2021年、49冊目。

    大切なのはリードザセルフを持ち続けること。
    何かを変えたり、影響力を持ちたかったら、
    まずは、自分自身を変えなければいけない。

    リードザセルフを起点とし、
    リードザピープルさらには、
    リードザソサエティへ段階を踏んで変化していく。

    リードザセルフするためには、
    メンタル面、フィジカル面ともに、
    メタ認知➡️コントロール➡️安定➡️成長
    の段階を踏むこと。

  • しまった、シリーズものだったのか。4から読んでしまった。話のわからない部分あり。

  • 今回はセルフマネジメントがテーマ。「何かを変える」時の順番は①自分、②仲間、③社会の順。決して、いきなり「世界、社会を変えられる」わけではない。
    自分を変えるためにはセルフマネジメントが重要であり、食事の時間、家電の値段など、かなり具体性が高い点まで掘り下げられている。
    特に印象に残ったのは、怒りと悲しみのセルフマネジメントについて。この2つは生理的反応であることから完璧にゼロにすることは難しく、ルールを設定する事で、影響を最小限にとどめる事を推奨している。
    前3作と比較してトピックスが分散しており、内容が薄いと感じたが、振り返れば印象に残る本であった。

  • 20210429読了
    内定者への手紙シリーズ4冊目。自分のメンタルを管理して成長し続けるための方法が具体的に書かれている。

    ・健康生産性を上げる
    ・日常・非日常、ポジティブ・ネガティブのマトリクス
    ・ダウンマネジメント、アンガーマネジメントのやり方を決めておく
    ・まずは自分の機嫌を取る→チーム、組織、社会を導く

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著者プロフィール

株式会社ワンキャリア取締役最高戦略責任者。作家。
1987年兵庫県生まれ。神戸大学卒。2010年博報堂入社。経営企画局・経理財務局で全社戦略に関わる業務を担当。13年退職後、米国・台湾留学。15年ボストン・コンサルティング・グループに就職。情報通信・公共セクター・総合商社等のコンサルティング業務を担当。16年ワンキャリアに参画。

「2023年 『マンガ 天才を殺す凡人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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