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感想・レビュー・書評
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短編集はあまり好んで読まないのですが、これは面白かった。
ちょっと心が疲れた時に読みたいような、そんなほっこりする物語ばかりだった。 -
初めて読む作家さんの短編集。
全体的にしんみりしている。どうにもならないような仕方ないことばかりの中で、なんとか明日一日生きる意味を模索していくような。
様々な専門の科学的要素が織り込まれているせいか、それが一つの明るい側面にも見えるが個々の登場人物の孤独感がどうにも拭えない読後だった。 -
伊与原さん初読み。理系蘊蓄のさじ加減が絶妙というか、しつこくなくて、とても読み易い短編集。どれも心温まる話で、特に表題作はじんときた。「子育ては月に似ている」は言い得て妙。「エイリアンの食堂」の父娘と女性研究者の関係性もよかった。ご自身の経歴や専門が存分に生かされていると思った。
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トライホークスという季刊誌に国立天文台の梅本さんという方の「星」にまつわるオススメ本を載せてくださっていて、この本はその2冊のうちの1冊です。
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正直あまり期待しないで読んだのだが、非常に心にグッとくる短編があり大満足。また時間をあけて読みたい。
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「8月の銀の雪」が良かったのでこちらも読んでみる。人間の時間は有限だから何かやろ>うとしても手遅れということもある。そのギリギリで気づくことができればまだ幸い。気
づいて行動したとしても、相手に伝わるかは別問題。そのギリギリのこっち側とあっち側を描いた切ない作品集。
ダントツで「エイリアンの食堂」がいい!宇宙創生138億年の歴史と日常がつながるこのスケールと暖かさ。視野を広げるとか、別次元の視点を持つって幸せにつながるんですね。 -
理知的でやさしい小説。
どの話も天体・地学などの理系の要素が入ってきてその点だけでも楽しい。でもそれだけではなくて、天体・地学に絡めたり、絡めなかったりして、人の心をふっと軽くする、そんなやさしいお話たち。
どのお話でも登場人物たちは何か悩みを抱えてる。それは行き場のなさだったり、喪失感だったり、違和感だったりする。そんな中で会うのは、すこし変わった天文学や物理学や地学を愛する人たち。変わらずこの世にある理にほっとしたり、導かれたりして、ちょっと心を軽くして、前に進んでいくお話。
どのお話もやさしくて良いお話でした。金曜の夜から読み始めたい一作。
レビュー、遅くなっちゃいました。ごめんなさい。
岩盤浴みたい…、すごく分かります!
優しさに包まれまし...
レビュー、遅くなっちゃいました。ごめんなさい。
岩盤浴みたい…、すごく分かります!
優しさに包まれました。
なんというか、がんじがらめで狭かった視野が、ふと広がった感じ。肩の力がふと抜けるような。
あ、あと「蓮根しょうが天ぷら」は、私も食べてみたいですーー!
コメントありがとうございます。
ぽぷさんのレビュー読んで来ました♪
辛い過去と対峙する方法が違い、それが個性な...
コメントありがとうございます。
ぽぷさんのレビュー読んで来ました♪
辛い過去と対峙する方法が違い、それが個性なんだと思う…とのぽぷさんの優しいレビューにほんわかしました(^^) 『この辛さと生きていく事で成長できるし、ひとりでは生きていけない』ぽぷさんのレビューにある言葉、どれもいいなぁ(^^)
作品を思い出して、またじんわり感動しました。
ありがとうございます。
世界観がまったく違う読書の旅、すごいですっ!
そうそう、もう、天ぷら気になっちゃって(≧∀≦)
ちーち...
世界観がまったく違う読書の旅、すごいですっ!
そうそう、もう、天ぷら気になっちゃって(≧∀≦)
ちーちゃんのレビューも、本当に本当に素敵だったよー♡♡♡ そちらにお返事しました♪