腸と森の「土」を育てる~微生物が健康にする人と環境~ (光文社新書) [Kindle]
- 光文社 (2021年8月17日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (325ページ)
感想・レビュー・書評
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〈本から〉
多様な生物が生かし合う生態系を維持し、人を含めた地球全体の健康を実現することを「プラネタリーヘルス」といいます。
腸内細菌叢ー腸ー脳軸(MGB軸:microbiota-gut-brain axis)
本来の衛生とは、決して「無菌」を目指すものではないはず
細菌に感染するウイルスをファージといいます。
(アウトソーシング(Outsourcing)
とは、社内の業務の一部を外部に委託することを指します。 自社に不足している人材やサービスを外部から調達することで、企業の生産性向上や競争力強化に寄与します。)
抗生物質は病原性の細菌だけでなく、常在細菌にもダメージを与える大量破壊兵器
胃腸が弱っている人は、優柔不断で決断力がない
「直感」のことを「gut feeling」
腸は、じつは最大の面積を持つ感覚器官
「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」ヒポクラテス
腸内細菌のタイプは性格まで決めるーサイコバイオテクス
自然界に、土が露出した場所は、本来ありません。
「農業は人類の原罪である」イギリスの生物学者 コリン・タッジ
植物も、薬を使うことで抵抗力や栄養素を失う
オーガニックの概念は、食も含む生態系との関連性であり、生き方そのもの
人と地球を切り分けず、多様な生物が生かし合う自然環境を維持して
、この惑星全体の健康を実現することを「プラネタリーヘルス」と言います。
プロバイオティクスー腸と自然と自然をつなぐ発酵食品
食物繊維は最強のスーパーフード
短鎖脂肪酸を生み出す細菌を含む、腸内の有用菌が大好きなエサ・ナンバーワンは、食物繊維。これに尽きます
土と共に生きる「心土不ニ」詳細をみるコメント0件をすべて表示