問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術【DL特典付き(未収録原稿)】 [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 繰り返し読みたい。

  • 紙の本でないと駄目な奴。頭に残る率が低下するのは何でだろう。筆者の講演は非常に面白く、有料であっても受けたいものなのに。

  • 勝手に人が育つ時代など、昔から無かったと思うが、どんどん育てる側の工夫がいる世の中になってきたように思う。自分から問いかけることの重要性はもとより、その技術の片鱗を学んだ。
    何事も、工夫ですね。

  • 【目的】
    チームの魅力と才能を最大限発揮させるために何を「問いかけ」るべきか
    【まとめ(1P)】
    「ファクトリー型」からメンバーのこだわりを活かした「ワークショップ型」への切り替え
    ※まとめスライドリンクあり
    【ポイント(What)】
    ・ワークショップ型:過去の成功パターンにとらわれず、その場の状況で試行錯誤しながら、自発的な発見を活かすものづくり
    ・「こだわり」を見つけて育てる⇔「とらわれ」を疑い開放するの見極めが難しい
    ・個人のこだわり→(対話)→チームのこだわり
    【アウトプット(How)】
    ・問いかけで相手の「こだわり」「とらわれ」を見極める
    ・相手の無能さを責める問いかけにならないよう注意
    ・「そもそも~」の目的は2種類:深掘り/視野を広げる

    【その他】
    ・「逸脱の防止」は創造性を枯渇させる現代病
    ・パラフレイズのテク「名詞→動詞」:10年後の椅子とは?→10年後の座るという行為は?
    ・組織開発(ソフト:人間の心理や関係性)と組織デザイン(ハード:組織図)

  • 心理的安全性を高めれば、メンバーの発言も増えアイデアの集約ができると思っていたが、
    良い問いかけをして、メンバーの発言を増やしていくうちに心理的安全性が高まっていくという発想に確かに!と納得させられた。

  • ファシリの技術で、人に意見を出させる方法だけど、自分の意見を捻り出す視点として活用したい

  • 時々読み直したい、少なくともハイライト部分を見直したい本

  • ネガティブフィードバックを受け続けると、個性的なパフォーマンスの発揮より、ミスしないことへ意識が向くようになる。
    手段への没頭=目的の形骸化。
    質問は相手の反応を呼び起こす。その結果、相手の気持ちを前向きにも後ろ向きにもさせる。例)良くできたのは?/反省点は?
    「何か良い〇〇は?」と聞くと、「今の考えが良くないのでは?」と評価を恐れ、不安を呼び起こし、行動にフタをしてしまう。「良い〇〇」の「良い」は、発問者にとっても「良い」でしかない。
    「問いかけ」の終着点をあらかじめ考える。悪い方へ誘導しない一方で、シナリオを完全にコントロールせず、以外を楽しむ。
    問いかけに遊び心を入れることで、相手の思考を踊らせる。
    良い問いかけ=チームの状況を見立てる(観察)+質問を組み立てる+質問を投げかける
    2種類の問いかけを使い分ける。①山型:全体の歴史→個人→組織のビジョン②谷型:個人の経験→組織→個人の願望
    注意を引き、集中させるために①予告②共感③扇動(前提の強調)④余白を活かす。
    質問の見える化で、答えやすい/考えやすい環境づくりを。

  • 自力を鍛えることも大事だが他力を引き出すことが重要だと感じた。周囲にポジティブな影響を与えられるような人になりたい。

  • また読み返したい

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著者プロフィール

株式会社ミミクリデザインCEO。株式会社DONGURI COO。東京大学大学院情報学環 特任助教。CULTIBASE編集長。
東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。人と組織の創造性を高めるファシリテーションとマネジメントの方法論について研究している。主な著書に『問いのデザイン――創造的対話のファシリテーション』(学芸出版社)、『協創の場のデザイン――ワークショップで企業と地域が変わる』(藝術学舎)がある。

「2021年 『ワークショップデザイン論 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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