科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全 [Kindle]

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  •  本書は何となくダラダラしてしまう漫然的な生産性ダウンを解消するための本です。特に昨今は急なテレワーク移行で今までのようなパフォーマンスが出ないなんてことがあるかと思います。

     私が本書の中で気に入ったのはスパルタすぎないアドバイスをしてくれます。可愛い写真を見ると生産性が上がる。好きな写真をデスクに置くだけで気分もよくなり、生産性も上がるこんなのやって損ないと思います。

    また、私が最近悩んでいたソシャゲをダラダラとやってしまって罪悪感に襲われる状況に対してもアドバイスをもらえました。

     結論、SNS、ゲーム、ソシャゲはやりすぎも良くないがやりたいのに禁止するのも良くない。大切なのはやるかやらないかではなく、やりすぎないこと。1日30分と決めて45分やってしまった時と1日1時間と決めて1時間やった時では後者の方が生産性が上がるそうです。

     全てが今日からでも始められる方法ですし、合わなければやめればいいだけ。何より本書を読んでるだけでダラダラ生活から離れられること間違いなしです。

  • 【コロナ禍〜アフターコロナを生き抜くためのセルフコントロール。在宅ワーカーにおすすめ】

    人は、体が動く→その動きに合わせて脳が後から司令を出すというのが現在科学では定説となっているとのこと。そのため、セルフコントロールをするためにはとにかく、"考えるよりも、まず行動してみよう!"と説いていた本だった。
    本書にはまず、自分がどんな時にだらだらしてしまうのかを分野別にチェックし、自分のセルフコントロールが苦手な分野を割り出すことができる。
    研究結果をもとにした114つのセルフコントロール法を記載。

    内容自体は従来からセルフコントロール系の本ではよく取り上げられている方法が多かった。しかし、それらの方法を、コロナ渦で増えたテレワークやお家時間など、現代の状況に合わせて、アップグレードして具体的に書いており、現状と当てはめながら自分の生活を振り返ることができたところがよかった。

    読み終わる頃に、まずはいろいろ試してみよう!とやる気を持った一方で、
    コロナ前と比較すると、よりセルフコントロールする力が求められる時代なんだな〜とセルフコントロール力が弱い私は、若干の切なさも感じた。

  • 自らの行動スタイルを変えることに役立つ、具体的なHow toとその根拠がセットで述べてある。多くの人に思い当たる節のあるような行動のひとつひとつについて、なぜ?どうすれば?という観点で考察されていた。自分を変えるための行動を知るための1冊。
    今回特に学びとなったのは、
    ・認知的不協和を利用したモチベーション管理
    ・ポモドーロ・テクニック
    ・パーキンソンの法則
    の3点。
    通しで集中してしまう癖があるので、長く効率的に活動するためにも、ポモドーロ・テクニックはやはり活用すべきだと感じた。
    本は読んだだけでは不十分である。実際に行動に移してこそ知識が真価を発揮すると思うので、出来る範囲の行動を積み重ねていきたい。

  • 自分マネジメントのためにと思い読書。プライムリーディングにて。

    メモ
    ・努力の言葉と共にポジティブなことばをみえるところにはってみる
    ・可愛い写真を見ると集中力がアップする
    ・カフェ朝活する。ぼーっとしてるときに企画を考える
    ・ヴィヴルディの四季の春を聴く
    ・注目すべきところを書き出す
    ・環境を変えて、自分のなりたい自分でいられそうな場所、なりたい自分にさせてくれる人と出会えそうな場所を考え、その環境におけるように努力してみる。
    ・10分散歩を勉強前にする

  • 一応最後まで読んだが、参考になるかというと、イマイチ。

  • Kindle Unlimitedで無料対象。身体が先、脳があと、というのはとても納得度が高い。。裏付け材料として研究結果が引用されているのも、精神論でなく根拠に基づく内容で腹落ちした。

  • 気力や意志を強く持てないなど、自身をコントロールするにあたり、動機づけとなる要因を科学的な裏付け(研究や実験)で対処方法が書かれていて面白かった。
    胡散臭いなと思うような事例もあったし、効き目があるかないかは個人によると思うが、研究事例が多く知れるのは良かった。

  • 前回読んだ習慣化大全と内容が重なっている部分も多く、まさに脳の側坐核を刺激していかに考えるよりも動くことが大切かよく理解できた。

  • Kindle unlimitedで読了。
    「体→脳の順で反応するから、気が乗らなくてもとりあえず体を動かすと連動して脳もやる気が出てくる、セルフコントロールをするためには、まず何かしらのアクションを起こす」というのは参考になりました。
    仕事、生活、身体、心の4つの章で構成されています。
    また必要な時に読み返したいです。
    ・アロマを焚く、まずは机に向かう、やるぞと声をかける、
    ・休憩をちゃんと取る、目を閉じて呼吸のみに集中する
    ・リラックスしてぼーっとしてる時は、集中している時と違う脳の領域が働くため、新しい発想を得やすい。朝起きたばかりのボーッとした状態はものを考えるのに適している
    ・「こうなりたい」ではなく「このままではこんな結果になるなる」というネガティブなイメージをして追い込むと行動に移しやすい
    ・血液が流れないと海馬が動かないので睡眠をよくとって水を飲む

  • 読みやすい。
    すぐ取り入れられことも沢山あった。

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著者プロフィール

堀田秀吾(ほった・しゅうご)
明治大学法学部教授。言語学博士。
熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了・博士課程単位取得退学。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。「明治一受けたい授業」にも選出されるなど学生からの人気も高い。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

「2022年 『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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