悪と無垢 (角川書店単行本) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 登場人物が多い上にその関係性が複雑すぎて何度もページを戻るも理解し切れていないところがある。 もう一度読み返し確認作業をすれば面白そうだが…残念ながら、極く自然ながら計算尽くされ破滅に追い込む程の数々の嘘に、もうお腹いっぱいである。 しかし、嘘つきのせいで散々な目に遭った人々も、ネタバラシが行われる前は心底信頼し感謝までしていたわけで…その人たらしっぷりは尊敬に値する。 中学生の頃から人の弱みを握り、誓約書まで書かせるという手腕はお見事だが、書かされた側の秋尾は長い間恐怖に囚われており…ホント気の毒。

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著者プロフィール

1979年福岡県生まれ。東京都立大学卒。2016年「西国疾走少女」で第15回「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。2018年、受賞作を収録した『1ミリの後悔もない、はずがない』(新潮文庫)でデビュー。他の著書に『愛を知らない』『全部ゆるせたらいいのに』『9月9日9時9分』がある。

「2022年 『悪と無垢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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