あの日、選ばれなかった君へ――新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • コピーライター・阿部広太郎さんの「選ばれなかった」エピソードと、そこから「選んだ」7枚のメモで読者の背中を強烈に叩く

    悔しい思いも、憧れも、嫉妬も、黒歴史と言われようと、その黒に光をあてるのは自分自身。
    なんか読んでて、自分のことを言われているようで、頑張らないといかんよなぁと思ってしまいました。

    誰かにすすめるというよりは、この本に気付いて手に取る人に「あ、いい本を手に取ったね」といいたくなる本です。

  • 新しい部署に異動することになったんだけど,それ自体は良くも悪くもないと思っている。とはいえ,いろいろな想いがあって手に取ったのがこの本。
    著者の過去の自分に向けて今の著者が語りかけるスタイルで書かれており,最初の方はまさに「選ばれなかった」感を生きてきた姿と向かい合える。
    とはいえ,実は言うほどではないと感じながらも読み進めていく。後半はさすが本を書くだけのことはあって「選ぶ」方にさえなってその視点も盛り込まれる。
    後半だけを読むとよくありがちな自己啓発書といったところ。ところが,全体を通して読むと不思議なパワーをくれる。
    具体的な処方箋というよりも(なんとなく)背中を押してほしい時に読むのがおすすめ。

  • シーライクスの、コピーライターの講座で阿部さんを知り、その講座だけで、コピーライターの面白さ、阿部さんのお人柄に惹かれて、即、本を読みました。

    まずは、最新作の、あの日、選ばれなかった君へ。
    まず、タイトルがエモい、と感覚的に思いました。選ばれなかったな、、という経験が心のすり傷になって、時々ちくちくしてくる、というのは私にも経験がある。

    頑張ることを、笑わずに、真剣に、肯定してくれる人なのだな、と思って安心する。

    _φ(・_・
    何に貢献したいかを思い出してみる
    それを言葉にして行動に移したとき、モヤモヤが消えて心が晴れていくから。

    自己分析ではなく自己選択をじっくり見つめる。
    選ばれない中でも、自分が選んできたことをまずは信じてあげること。
    過去の選択の中に未来のヒントがある。
    自己選択を丁寧に辿っていく。
    避けた道もヒントになる。
    嫌いなことを避けていけばいつか自分なりの心地よさまで到達するはず。
    自分にとって幸せな方を選ぶ。

    嬉しくて感動することも悲しくて泣きたくなることも、そのどちらも心に跡はついている。つまり、心に傷がついている。
    言葉を選ぶことで当たり障りのないことを言わない。そうすることでもしかしたら相手に傷をつけてしまうかもしれない。そのリスクを引き受けなければいつまでたっても上達しないと言われたのだ。
    心に感動の跡をつけたい。

    今いる場所から取り組める、見つかりにいく努力は必ずある。
    何かに挑むのに自分なんておこがましいと思わなくていい。
    ちょっと勇気を出して手を伸ばせ。
    手を引っ張ってくれる人は必ずいる。

    選ばれないことは新しい自分に生まれ変わるためのきっかけ。

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著者プロフィール

1986年生まれ。埼玉県出身。慶應義塾大学経済学部卒。98年電通入社。人事局に配属後、コピーライターに。言葉の力を味方につけて「世の中に一体感をつくる」コンテンツを企画する。映画、テレビ、音楽、イベントなど、エンタメ領域からソーシャル領域まで境界を越えて取り組んでいる。映画「アイスと雨音」、映画「君が君で君だ」、舞台「みみばしる」プロデューサー。ソーシャルエンターテインメントの「ダイアログ」シリーズのクリエーティブディレクション。BUKATSUDO講座 「企画でメシを食っていく」主宰。著書に『待っていても、はじまらない。-潔く前に進め』(弘文堂)、『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』(ダイヤモンド社)、『それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

「2023年 『あの日、選ばれなかった君へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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